建設業の情報管理…本当にVPNで大丈夫? - クラウドPBX モッテル

建設業の情報管理…本当にVPNで大丈夫?

建設業の働き方改革

Q: 建設業の情報管理…本当にVPNで大丈夫?

A:
建設業の情報管理…本当にVPNで大丈夫?

建設業の長時間労働

長らく長時間労働が問題視されている建設業。 国土交通省が公表する「建設業における働き方改革について」の調査によれば
他産業:1720時間
建設業:2056時間
と建設業は年間300時間以上も労働時間が多くなっています。

2020年4月からは大企業に続き中小企業にも時間外労働の上限規制が設けられますが、建設業には猶予が与えられており
『2024年4月1日』までは法的に長時間労働の規制がありません。
建設業は36協定の限度時間でも適用外となっており、36協定さえ結んでしまえば事実上、上限の無い残業が可能となってしまいます。しかしこのまま長時間労働の常態化に歯止めがかからなければ建設業の人材不足の問題はますます深刻化していくでしょう。


まずは事務作業から

建設業の情報管理…本当にVPNで大丈夫?

東京五輪・パラリンピックの主会場である新国立競技場の現場監督の男性が過労自殺したという痛ましい事件はまだ記憶に新しいですが、男性が自殺する直前1カ月は200時間近い残業をしていたことが報じられています(過労死ラインは80時間なので相当過酷な労働だったでしょう)。顕在化していないだけで建設の現場ではサービス残業が常態化していると言えます。
現場作業員はもとより、施工管理職や現場監督はその日の現場作業が終わった後にも
・計画書の作成
・作業進捗の確認
・打合せ
・施工図の作成
・日報管理
などの事務作業をおこなっています。本社に戻らないとできない仕事も多数存在し労働時間を長期化させています。 ただでさえ過酷な現場作業の後に押し寄せる事務作業ですが、本社でデータを一括で管理し、現場、または自宅から会社の基幹情報や共有ファイルにアクセスできる環境を構築すれば、労働時間や移動時間の短縮。メンタルバランスの改善にも効果を期待できます。納期の決まっている現場作業の短縮は難しいですが、まずは事務作業から働き方改革 を進めてみましょう。


拠点間を結ぶ手段としてのVPN

拠点間の通信を安全につなぐ手段として代表的なものにVPN(virtual private network)があります。
簡単に説明すると「公共のネットワーク上に仮想的なトンネルを構築することで安全にデータをやり取りする技術」です。遠距離間でも疑似的なイントラネット(内部ネットワーク)を利用出来る技術であり、現場と会社など拠点間をつなぐネットワークとして適しています。別名トンネリングとも呼ばれパケットに新しいヘッダを付け加えカプセル化(Encapsulation)、暗号化して伝送するため、安全に情報のやり取りができます。高額なランニングコストのかかる専用線に比べて安価に構築できることで幅広く利用されています。


建設業の情報管理…本当にVPNで大丈夫?

Microsoftが最初にPPTP(Point to Point Tunneling Protocol)を導入した90年代からVPN技術は形を変えて20年以上も使われ続けています。PPTP方式は既定では暗号化を行っておらずセキュリティが脆弱であり安全性が高いとはいえませんでしたが、いまでは高速通信を保ちながら暗号化技術を向上させたプロトコルも多数存在しており安全かつ自由なネットワークを構築できる技術となっています。


どんなVPNを選べばいいのか

VPNには無料で使えるものも多数存在しており安価に構築できる技術として知られています。しかし無料VPNの多くが個人情報の収集を目的とするものだと言われており IDやパスワードなどの個人情報、ひどい場合はクレジットカード番号を収集される可能性すらあります。
では有料なら安全な環境が構築できるかといえば、必ずしもそうとは限りません。 安価な機器やソフトでもVPNの構築は出来ますが自ら設定しなくてはならず、しっかりと設定を行わなければ情報漏洩の危険があります。 もちろん設定まで業者が行い信頼のおけるものも多数存在しますが、あまりに安価なものを導入すると情報漏えいに繋がる危険もあります。
VPN自体が安全」なのではなく「正しくVPNを構築することで安全がえられる」と考えた方がよさそうです。


VPNの危険性

誕生から20年以上経つ今も幅広く使われている VPN。しかしその特性から公共のネットワークを使用し、ファイアウォール(内部ネットワークを不正アクセスから守るためのシステム)に穴をあけて通信するため、脆弱性のある VPNを悪意ある第三者にピンポイントで攻撃されると情報漏洩の危険もあります。ひとたび感染すると支店/拠点と本社が同じネットワークとして利用しているのでマルウェアも拡散しやすい環境と言えます。


VPNのデメリットを解消したリモートアクセス

このデメリットを解消したリモートアクセスツールが「VALTEC SWAN」(バルテック スワン)です。 このVALTEC SWANはVPNとは違い独自方式通信技術であり簡単に導入が可能でありながら、VPNのデメリットを解消したサービスとなっています。

リモートアクセスツールが「VALTEC SWAN」(バルテック スワン)の利用イメージ

VALTEC SWANはVPN同様に各拠点から会社などのデータ、ファイルの編集やIP制限されたクラウドサービス、ストレージサービスなどにアクセスし作業を行うのことが出来るリモートアクセスツールです。
windows同士であればリモートデスクトップで各拠点から本社にアクセスし「CAD」などで図面の作成なども可能になります。 VPNとは違い1拠点毎に構築する必要がなく、ライセンス契約なので構築/導入コストが安価な点が特徴です。更に、VPNの様に同一ネットワークにする必要はなく、異なるネットワークのままリモートアクセスが可能な為、万が一拠点や個人が感染してもアクセス先の本社へ感染が拡散されにくい構造になっています。悪意のある第三者に標的にされるような脆弱性のあるVPNサーバでない点も特徴です。
現場から会社へのリモートアクセスを安全に構築する手段として、まずレンタルからバルテックスワンで安全なテレワークをはじめてみてはいかがでしょうか。

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