食品製造業の勤怠管理は「顔認証」「非接触」でコロナ&フードディフェンス対策を! - クラウドPBX モッテル

食品製造業の勤怠管理は「顔認証」「非接触」でコロナ&フードディフェンス対策を!

勤怠管理

Q: 食品製造業の勤怠管理は「顔認証」「非接触」でコロナ&フードディフェンス対策を!

A:
食品製造業

24時間、様々な時間帯に沢山のスタッフが出入りする食品工場。「フードディフェンス」の観点から、スタッフがいつ出勤し、いつ退勤したか、現在どのスタッフが稼働しているかなど把握しておかなければならない情報は少なくありません。
コロナ対策としても、大勢のスタッフが接触し、管理に時間のかかるタイムカードや紙に記入する勤怠管理よりも、「非接触」で打刻を完了し、リアルタイムで在席状況が確認できるクラウド型のシステムを導入することで感染症対策や管理にかかる時間の短縮など様々なメリットがあります。 こちらの記事で非接触で打刻ができるクラウド勤怠管理について詳しく解説していきます。

「製造業向け勤怠管理システム」の詳細はこちら  

コンテンツの目次
  1. フードディフェンスとは?
  2. 「意図的な混入」と「意図していない混入」
  3. 「顔認証」による入室管理
  4. 入室時に検温も同時にできるシステムが大切
  5. クラウド勤怠管理システムとの連携
  6. 「MOT勤怠管理」でできること
  7. 入場ゲートとの連携で部外者の侵入を防止

1.フードディフェンスとは?

顔認証システム

「フードディフェンス」とは関係者もしくは部外者による意図的な食品への異物の混入を防ぐための施策を指します。
考え方自体は2001年の同時多発テロの時に注目され始めましたが、日本では2008年に中国製の餃子に意図的に殺虫剤が混入されており14人に健康被害が起きた事件、そして2014年に大手食品メーカーの冷凍食品に派遣社員の男性が複数回にわたり農薬を混入させていた事件により注目され始めた考え方です。
意図的な異物混入の事件自体は決して多くはなく、もうずいぶん前のことですが実際に事件が起きてしまったという事実があることで、再発防止のために常に注力していなくてはならないという事が食品製造業のスタンダードになっていきました。
外部からの侵入を防ぐことはもちろん、スタッフの在席状況などの、勤務状況をしっかりと把握することが大切です。



2.「意図的な混入」と「意図していない混入」


前項の「フードディフェンス」は意図的な異物混入のことを指しますが、意図していない異物の混入を防ぐ概念を「フードセーフティ」といいます。
フードセーフティを守る手法として代表的なものに 「HACCP(ハサップ)」があり、2020年6月1日より改正食品衛生法が適用され導入が義務化されました。 HACCPの詳細についてはここでは割愛しますが、異物混入などの事故が起きないように工場内には最大限持ち込むものを少なくした方がよさそうです。
スタッフがICカードなどで入室管理を行っている場合、カードを紛失し工場に入れず欠員が出てしまう、また工場内でカードをなくしてしまえば一度生産ラインを停止してカードを探さなくてはならないかもしれません。生体認証など持ち物が無くても入室管理ができるシステムの導入が好ましいでしょう。

3.「顔認証」による入室管理

顔認証システム

「顔認証技術」は生体認証技術の一つで、ディープラーニング技術に基づく顔認識で顔パーツの比率や特徴的な部分を素早く解析し、本人確認を行う技術です。
近年ではスマートフォンのロック解除などに使用されることでもおなじみですが、こちらの技術を工場入り口の入室管理と組み合わせれることで、手ぶらで入室することができ、異物混入などの懸念がなくなります。
同じ生体認証システムに「指紋認証」があります。こちらもスマートフォンに使用されるおなじみの技術ですが、食品工場などの入室管理ではビニール手袋をしている場合もあり、入室のたびに手袋を外さなくてはならず、不特定手数のスタッフが触れる方法はコロナ禍の現在、はやはり適しているとはいえません。
顔認証であれば、両手がふさがっている場合も対応でき、難しい操作や覚える手順もないため、外国籍のスタッフにも安心して使ってもらうことが出来ます。


4.入室と同時に正確な検温を表示

感染症対策の観点から現在では各自、自宅で検温を行い体温を報告することは必須となっています。
食品衛生に加えてコロナウイルス感染症対策も行わなくてはならない現在ではどのように対策を行うかが重要になってきます。 上記の顔認証技術には「顔認証」と同時に非接触で「検温」も行えるシステムがあります。
こちらであれば、検温を忘れてしまった場合や移動中に熱が上がった場合にも正確な体温を把握することが出来ます。 入室時に各自顔をかざすだけで検温ができるシステムの導入が理想的です。
一人一人検温を行う場合のように体温計を持ったスタッフに人員を割く必要もなく、個人個人で計測できるため列になる事もなくスムーズな検温が可能です。

顔をかざすだけで検温ができるシステムの詳細はこちら  


5.クラウド勤怠管理システムとの連携

顔認証システムと連携した勤怠管理「MOT勤怠管理」

今回こちらの記事で紹介する「MOT勤怠管理」は、オフィスの電話から勤怠管理まであらゆるオフィスシステムを搭載する「MOT」シリーズで27,000社を超える導入事例を持つ「株式会社バルテック」の勤怠管理システムと、株式会社データスコープの「顔認証・温度検知技術」を連携した商品です。 こちらの顔認証技術は成田国際空港や県庁など、公的機関にも採用されている精度の高いシステムであり、出社時の顔認証が約1秒で完了するため、社員が密集しやすい始業開始前でも列を作ることがありません。マスクを着けた状態でも本人確認ができるため、出勤確認のたびにマスクを外す必要がありません。
体温が高い場合や、マスク未着用の場合にはアラートでお知らせするため工場内の感染を防ぐことが出来ます。
優れた顔認証技術で鼻までしか覆っていない中途半端なマスクにもアラートが鳴らせます。
クラウド勤怠管理システムと連携することで顔をかざした瞬間に出勤打刻が完了します。



6.「MOT勤怠管理」でできること

顔認証と勤怠管理

「MOT勤怠管理」の出退勤情報はクラウド上でリアルタイムに更新されるため、出勤していない職員や、退勤時間になっても業務を続けている職員は一目で確認することができます。
残業申請や承認もスマホで完結することが可能です。毎月の残業時間が超過した場合は自動でメッセージが届くため過剰残業を防ぐこともできます。
スタッフごとに勤務時間を設定できるため夜勤や長時間勤務の職員にも対応が可能です。
体温が37.5℃以上など設定を上回った場合は問診内容をクラウド上の管理画面に記入することもできるためスタッフの体調を把握するのに一役買います。

7.入場ゲートとの連携で部外者の侵入を防止

さらに顔認証システムと入場ゲートとの連携で、顔認証情報を登録していないと工場に侵入できない体制を作れます。
内部からはもちろん外部からの第三者が侵入する事を防ぐこともフードディフェンスの観点から大変重要になります。

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関係者による意図的な異物混入の問題はやはり完全に防ぐことは難しいですが、勤怠管理をしっかり行う事で過剰な残業を防ぎ、社員個々人の状況をしっかり管理することで対策をしましょう。
食品の安全に加え、スタッフをコロナウイルスの感染からも守らなくてはならない現在、不必要な接触や密集を防ぎ、感染対策を行いながら、フードディフェンス対策にもなる「顔認証」「非接触」の勤怠管理を導入して対策しましょう。



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