Q:PBXって何?
A:
前回までいくつかビジネスホンの記事を掲載してきました。
インターネットや本でビジネスホンについて調べていくと「PBX」という言葉が出てきたと思います。
このPBXとは何か、このページではご説明いたします。
PBXとはPrivate Branch eXchangeの略になります。
わかりにくいので、もっと身近な言葉にすると、
・電話交換機
・主装置
・親機
・ME
などです。
皆さんも一つぐらいは聞いたことがあると思います。 しかし、それが何のことなのか何をしてくれる機械なのかイマイチわからないという方が多いと思います。
まず、電話機は主に2つ。
・家庭用のもの
・仕事用のもの(ビジネスホン) があります。
家庭用のものはNTTなどから来る電話線を直接電話機に接続します。
一方、仕事用のもの(ビジネスホン)は事務所内に置かれた「ある機械」を経由して接続されます。
この「ある機械」が上記にも出てきた、PBXや電話交換機です。
イメージ図にするとこんな感じです。
家庭用電話機
仕事用電話機(ビジネスホン)
ここでなぜPBXが仕事用(ビジネスホン)では必要なのか疑問に感じるでしょう。
事務所などにPBXがある場合とない場合の社員への連絡の場合で考えてみましょう。
PBXなしの場合、
PBXが事務所内にないと事務所にある電話機同士でもNTTなどの事務所外の基地局に通信しなければならず外線扱いになってしまいます。外線は通話料が発生しますので同一の事務所にある電話機同士の通話でも料金がかかってしまいます。
一方PBXが事務所内にあると、
イメージ図のように、同一の事務所内の電話機へ連絡した場合、NTTなどの事務所外に通信する必要がありません。そのため、通話料が発生しない内線通話が可能になります。
この内線通話を可能にする機械がPBXや電話交換機です。
PBXや電話交換機が可能にする機能は内線以外に、
・代表番号着信(代表番号着信詳細についてはこちら)
・保留
・取次
などです。
ここまでPBXや電話交換機、主装置といくつか名称が出ていますが、内線通話など具体的に可能な機能は基本的に同じです。
大きな違いは、容量です。
小~中規模向けが、
・主装置
・MEなど
中~大規模向けが、
・PBX
・電話交換機
などです。
ただ、具体的に何台利用できたらPBXというような定義もないのが現状です。
イメージとして理解していれば問題ないと思います。
ちなみに、PBXの歴史は古く、100年以上も前にさかのぼる。1914年、基地局にある交換機ではなく
私設の交換機として三越本店に設置されたものが記録上で初めてとされているようです
。 当時の交換機は内線など行う場合、交換手と呼ばれる人間が手動で行っていました。
PBXについてご理解していただけたと思います。
しかし、自分にPBXって必要なの?といわれるとわからない方が多いと思います。
ここで、PBXが必要かどうか確認するポイントを紹介します。
1.電話が同時に最大で何通話するかを調べる
1通話で済む場合、家庭用の電話でいい場合もあります。
2.全体で何台の電話機を繋げるか
主装置やPBXによって対応可能な電話機の台数が決まっています。繋げる電話機の台数や今後の増員の予定などを考慮し決めます。
3.運用面で必要な機能を決める
ただ単に電話が取れるだけでいいならビジネスホンやPBXを購入する必要はありません。複数の電話機で一つの番号を共有したい、内線通話で通話料を削減したい、自動でアナウンスを着信時に入れたい等電話業務を行う際に必要な機能を搭載しているものを探しましょう。
4.どこまで依頼するのかを決める
業者によっては電話番号の取得から工事、保守まで一括で行ってくれます。保守も他の業者に任せている会社もあれば自社で行っている会社もあるので調査が必要です。 電話機の設定や工事は自社でできるという会社様であれば運用面で問題ない中で電話機自体が一番安いところを選ぶのも一つの選択です。
PBXとはビジネスにおける電話業務を効率化するとともに通話料など経費の削減を行う機械のことです。
PBXは必要ない会社様も多いと思います。そのため、事前に運用していく体制や今後の社員数等を総合的に考慮して決めましょう。
ちなみに、PBXは通常、IP電話に対応しておりませんがIP電話に別途対応したPBXがIP-PBXとなります。
弊社のIP-PBXはこちら
→IP電話に対応したMOT/PBXの製品ページ
また、当ブログのようにお客様に役立つ情報を随時配信していますのでメルマガ登録もお待ちしています。

このPBXとは何か、このページではご説明いたします。
➀PBXとは
PBXとはPrivate Branch eXchangeの略になります。
わかりにくいので、もっと身近な言葉にすると、➀PBXとは
・電話交換機
・主装置
・親機
・ME
などです。
皆さんも一つぐらいは聞いたことがあると思います。 しかし、それが何のことなのか何をしてくれる機械なのかイマイチわからないという方が多いと思います。
まず、電話機は主に2つ。
・家庭用のもの
・仕事用のもの(ビジネスホン) があります。
家庭用のものはNTTなどから来る電話線を直接電話機に接続します。
一方、仕事用のもの(ビジネスホン)は事務所内に置かれた「ある機械」を経由して接続されます。
この「ある機械」が上記にも出てきた、PBXや電話交換機です。
イメージ図にするとこんな感じです。
家庭用電話機


事務所などにPBXがある場合とない場合の社員への連絡の場合で考えてみましょう。
PBXなしの場合、

一方PBXが事務所内にあると、

PBXや電話交換機が可能にする機能は内線以外に、
・代表番号着信(代表番号着信詳細についてはこちら)
・保留
・取次
などです。
ここまでPBXや電話交換機、主装置といくつか名称が出ていますが、内線通話など具体的に可能な機能は基本的に同じです。
大きな違いは、容量です。
小~中規模向けが、
・主装置
・MEなど
中~大規模向けが、
・PBX
・電話交換機
などです。
ただ、具体的に何台利用できたらPBXというような定義もないのが現状です。
イメージとして理解していれば問題ないと思います。
ちなみに、PBXの歴史は古く、100年以上も前にさかのぼる。1914年、基地局にある交換機ではなく
私設の交換機として三越本店に設置されたものが記録上で初めてとされているようです
。 当時の交換機は内線など行う場合、交換手と呼ばれる人間が手動で行っていました。
➁PBXは必要か?
PBXについてご理解していただけたと思います。➁PBXは必要か?
しかし、自分にPBXって必要なの?といわれるとわからない方が多いと思います。
ここで、PBXが必要かどうか確認するポイントを紹介します。
1.電話が同時に最大で何通話するかを調べる
1通話で済む場合、家庭用の電話でいい場合もあります。
2.全体で何台の電話機を繋げるか
主装置やPBXによって対応可能な電話機の台数が決まっています。繋げる電話機の台数や今後の増員の予定などを考慮し決めます。
3.運用面で必要な機能を決める
ただ単に電話が取れるだけでいいならビジネスホンやPBXを購入する必要はありません。複数の電話機で一つの番号を共有したい、内線通話で通話料を削減したい、自動でアナウンスを着信時に入れたい等電話業務を行う際に必要な機能を搭載しているものを探しましょう。
4.どこまで依頼するのかを決める
業者によっては電話番号の取得から工事、保守まで一括で行ってくれます。保守も他の業者に任せている会社もあれば自社で行っている会社もあるので調査が必要です。 電話機の設定や工事は自社でできるという会社様であれば運用面で問題ない中で電話機自体が一番安いところを選ぶのも一つの選択です。
➂まとめ
PBXとはビジネスにおける電話業務を効率化するとともに通話料など経費の削減を行う機械のことです。➂まとめ
PBXは必要ない会社様も多いと思います。そのため、事前に運用していく体制や今後の社員数等を総合的に考慮して決めましょう。
ちなみに、PBXは通常、IP電話に対応しておりませんがIP電話に別途対応したPBXがIP-PBXとなります。
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2016年7月29日 9:24 AM | カテゴリー: ビジネスホン 関連キーワード: IP-PBX, PBX, オフィス電話, ビジネスフォン, 法人電話