Q: 転送電話の料金は高い?3大キャリア比較と無料でスマホ着信する裏ワザ
「外出中も会社の電話を取りたいけれど、転送電話サービスはお金がかかる…」
「社員の携帯に転送すると、折り返しが個人の番号になってしまう…」
多くの企業が抱えるこの悩み。実は、「転送電話サービス」を使うこと自体が、コスト高と業務非効率の原因になっていることをご存知でしょうか?
本記事では、NTT・ソフトバンク・auの主要キャリア転送サービスの料金比較に加え、そもそも転送サービスを使わずに「スマホを会社電話(内線)として使い、転送通話料を0円にする方法」まで、通信コスト削減のプロが徹底解説します。
- コンテンツの目次
1. 転送電話サービスとは?仕組みと「隠れたコスト」
転送電話サービスとは、会社にかかってきた電話を、通信キャリアのネットワークを経由して、あらかじめ登録した別の電話番号(携帯電話など)へ自動で飛ばす仕組みです。
意外と知られていない「通話料」の仕組み
多くの人が誤解していますが、転送電話は「受ける側」にも通話料が発生します。
発信者(お客様): 会社までの通話料を負担
会社(転送元): 会社から携帯電話までの「転送区間通話料」を負担
受信者(社員): 負担なし
つまり、電話がかかってくればくるほど、会社の通話料請求が青天井に増えていくのが、キャリア転送サービスの最大のデメリットです。
2. 【シミュレーション】転送電話はいくらかかる?
「月額500円くらいだから安い」と思って契約すると痛い目を見ます。実際にどれくらいのコストがかかるのか、具体的なシミュレーションを見てみましょう。
転送コスト試算表(社員1名あたり)
| 着信パターン | 月額コスト目安 |
|---|---|
| ほぼ電話なし(数件/月) | 1,000〜1,500円 |
| 標準利用(5件/日、各3分) | 6,000〜7,000円 |
| 多め(10件/日、各5分) | 18,000〜20,000円 |
| 営業メイン(30件/日、各3分) | 32,000〜35,000円 |
※コスト算出の前提条件(注釈)
上記は、以下の条件で算出した月額コストの目安(理論値+課金切り上げロス等を加味)です。
通話料: 17.6円/分(固定電話から携帯電話への転送を想定)
営業日数: 月20日稼働
基本使用料: 月額880円(通信キャリアの一般的な法人向け転送オプション料金)
計算式(標準利用の理論値): (5件×3分×20日) × 17.6円 + 基本料880円 = 6,160円(ここに通話時間の超過や端数切り上げを考慮し、約7,200円と試算)
もし営業担当が5人いて全員に転送を設定している場合、毎月3万〜7万円以上の「見えないコスト」が発生している可能性があります。
3. 主要3キャリア(NTT・SB・au)転送サービス比較
それでも「今の回線をそのまま使いたい」という方のために、主要キャリアのサービススペックを整理しました。
NTT東西「ボイスワープ」
月額目安: 550円〜880円(回線種別による)
特徴: シェアトップクラス。リモート操作で外出先から設定変更が可能。「無条件転送(呼び出さずに即転送)」と「無応答転送(数回鳴ってから転送)」が選べます。
ソフトバンク「多機能転送サービス」
月額目安: 880円
特徴: 「おとくライン」等のオプション。転送元の電話番号を通知するか、かけてきた相手の番号を通知するかを選択可能です。
au「着信転送サービス」
月額目安: 550円
特徴: 「スケジュール転送」機能があり、営業時間外だけ転送したい、といった設定が可能です。
【共通する2つの弱点】
同時着信不可: 1つの転送先にしか飛ばせないため、担当者が会議中だと電話を取りこぼします。
折り返し問題: 携帯で受けても、折り返しは「個人の携帯番号」での発信になってしまいます。
4. 転送電話を使わない選択。「クラウドPBX」とは?
「コストを大幅に抑えたい」「折り返しも会社番号でしたい」
この2つを叶えるのが、転送サービスの代替案として近年主流になっている「クラウドPBX」です。
仕組み:転送ではなく「スマホを内線化」する
クラウドPBXは、インターネット上に電話交換機(PBX)を置き、スマホに専用アプリを入れることで「スマホを会社のビジネスフォン」として使う技術です。
インターネット回線を通じて直接着信させるため、会社を経由する「転送」という概念がありません。
【比較】キャリア転送 vs クラウドPBX
| 項目 | キャリア転送 | クラウドPBX |
|---|---|---|
| 転送通話料 | × 通話料発生 | ◎ 通話料0円 |
| 同時着信 | × 1人だけ | ◎ 複数人OK |
| 折り返し番号 | × 個人番号 | ◎ 会社番号 |
| 営業時間設定 | △ 手動ON/OFF | ◎ 自動切替 |
| 通話録音 | × 非対応 | ◎ 標準機能 |
| 初期費用 | ◎ なし〜数千円 | △ 1〜3万円程度 |
5. 導入前に知っておくべき「失敗しない選び方」
クラウドPBXは便利ですが、サービス選びを間違えると業務に支障が出ます。プロの視点で「ここだけは見ておくべき」ポイントを3つ挙げます。
1「音質」の安定性
無料の転送アプリや格安PBXの中には、音質が不安定で途切れが発生するものがあります。ビジネス利用に耐えうる「通話品質」に定評があるサービスを選びましょう。
2「アプリ」の使いやすさ
機能が多すぎて使いこなせないケースも多いです。日本の商習慣(保留・転送・留守電など)に合わせた、直感的なUI設計になっているか確認が必要です。
3「サポート」の有無
導入後の設定変更やトラブル時に、電話サポートや専任スタッフが対応してくれる国内メーカーを選ぶと安心です。
6. 実績32,000社以上「MOT/TEL(モッテル)」が選ばれる理由
失敗したくない企業に圧倒的に選ばれているのが、累計導入数32,000社以上の実績を持つ「MOT/TEL(モッテル)」です。
転送通話料が「完全無料」に
MOT/TELアプリへの会社着信はインターネット経由のため、受電の通話料がかかりません。
使い慣れた「03」や「06」番号がそのまま使える
今お使いの会社番号(NTT等の番号)をそのまま移行可能。外出先からスマホで発信しても、相手には「会社の番号」が表示されます。
通話録音やIVR(自動音声案内)など高度な機能
転送では不可能な「営業時間外は自動アナウンスを流す」「1番を押した人だけ特定の部署に繋ぐ」といった設定が可能です。
まとめ:あなたの会社に最適なのはどっち?
最後に、今の状況に合わせてどちらを選ぶべきか整理します。
▼「キャリア転送」のままが良いケース
電話が月に数回しかかかってこない。
個人事業主で、自分一人だけが電話に出ればよい。
▼「クラウドPBX(MOT/TEL)」に切り替えるべきケース
着信が多く、転送コストを劇的に下げたい。
社員複数人で電話を受けたい(チーム対応・同時着信)。
テレワークや外出先でも、会社と同じように電話を使いたい。
個人の携帯番号をお客様に教えたくない(BYODの推進)。
もし、少しでも「通信コスト削減」と「業務効率化」に興味があるなら、単なる転送サービスではなく、クラウドPBX「MOT/TEL」の導入検討をおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. アプリを入れた個人のスマホの通信料(パケット代)はどうなりますか?
クラウドPBXアプリ(MOT/TEL)の通話にはパケット通信(4G/5G/Wi-Fi)を使用します。通話料は無料(会社負担等)ですが、パケット通信料はスマホ契約者の負担となります。ただし、音声通話のパケット量は非常に少なく、1分あたり数百KB程度ですので、一般的な定額プランであればほとんど影響はありません。
Q2. 会社にかかってきた電話を、誰か一人が取って、別の社員に回せますか?
はい、可能です(保留転送機能)。
例えば、外出中のAさんがスマホで電話を取り、「Bさんお願いします」と言われた場合、アプリ上で保留にし、内線機能を使ってオフィスにいるBさんや、在宅勤務中のCさんに無料で電話を回すことができます。これがキャリア転送サービスにはない大きなメリットです。
Q3. 最短どれくらいで導入できますか?
「MOT/TEL」の場合、お申し込みから最短3営業日程度で利用開始できるプランもあります。専用の主装置(ハードウェア)の設置が不要なケースが多く、お手持ちのスマホにアプリをインストールし、ID設定を行うだけですぐに使い始められます。





