美容室・サロン向けIVRテンプレート|予約・変更・営業時間案内などの電話対応例
最終更新日:2026年10月2日
執筆者:デジタルマーケティングチーム
美容室・サロンでは、営業時間中に予約や予約変更、キャンセル、メニューに関する問い合わせなど、さまざまな電話がかかってきます。
一方で、カットやカラー、パーマなどの施術中は、スタッフが電話に出ることが難しい場合があります。
また、施術中に電話へ対応するために作業を中断したり、予約の電話を受けてから担当者へ取り次いだりするなど、電話対応に時間がかかるケースもあります。
こうした美容室・サロンの電話対応に活用できるのが、IVR(自動音声応答)です。
IVRでは、電話を受けた際に自動音声で案内を流し、発信者が押した番号に応じて、予約担当者や受付担当者などへ電話を振り分けられます。
例えば、
「新しくご予約される方は1番を、予約の変更・キャンセルは2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください」
と案内し、電話の用件に応じて接続先を分けることができます。
本記事では、美容室・美容院・サロンで活用しやすいIVRのテンプレートを、実際に読み上げられる音声原稿とコールフローの形で紹介します。
Web予約を利用している店舗向けに、SMSで予約フォームのURLを案内する活用方法も紹介します。
- コンテンツの目次
美容室・サロンでIVRを活用するメリット
美容室・サロンでは、電話の内容によって必要な対応が異なります。
例えば、次のような電話があります。
- ・新規の予約
- ・予約変更
- ・予約キャンセル
- ・スタイリスト・担当者の指名
- ・メニューや施術内容についての問い合わせ
- ・営業時間・定休日の確認
- ・その他の問い合わせ
- ・営業電話・勧誘などの電話
これらをすべてスタッフが最初から対応するのではなく、IVRを使って電話の目的ごとに振り分けることができます。
施術中でも電話の一次対応ができる
美容室・サロンでは、スタッフがカットやカラー、パーマなどの施術を行っている時間帯があります。
施術中に電話がかかってきても、すぐに電話へ出ることが難しい場合があります。
IVRを利用すれば、スタッフが電話に出る前に自動音声で案内し、予約やその他の問い合わせなど、電話の用件に応じて振り分けることができます。
予約・変更・キャンセルを振り分けられる
例えば、
「新しくご予約される方は1番を、予約の変更・キャンセルは2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください」
と案内します。
発信者が選択した番号に応じて、あらかじめ設定した担当者や受付などへ電話をつなぐことができます。
Web予約への導線を作れる
Web予約を利用している美容室・サロンでは、電話をかけてきた方にSMSで予約フォームのURLを案内する方法もあります。
例えば、
「Webからのご予約をご希望の方は1番を押してください。予約フォームのURLをSMSでお送りします」
と案内し、電話からWeb予約への導線を作ることができます。
営業時間外・定休日の案内を自動化できる
営業時間外や定休日にかかってきた電話に対して、営業時間や次回の営業日などを自動音声で案内できます。
例えば、
「現在、営業時間外となっております。当店の営業時間は○時から○時です。Webからのご予約をご希望の方は1番を押してください」
営業電話・勧誘電話への対応を分けられる
美容室・サロンには、予約や問い合わせだけでなく、営業・勧誘などの電話がかかってくることもあります。
こうした電話について、通常の予約電話とは異なる対応方法を設定することもできます。
例えば、予約などの電話を優先して担当者へつなぎ、それ以外の問い合わせは別の受付方法へ案内するなど、店舗の運用に合わせてコールフローを設計できます。
美容室・サロン向けIVRテンプレート集
ここからは、美容室・サロンで使えるIVRの具体的なテンプレートを紹介します。
店舗名や営業時間などを書き換えるだけで利用できるよう、音声案内の文例を掲載しています。
1.営業時間内の基本案内
まずは、予約や問い合わせを目的別に振り分ける基本的なパターンです。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。○○美容室です。
新しくご予約される方は1番を、予約の変更・キャンセルについては2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください。
コールフロー
着信 → 音声ガイダンス → 1番:新規予約 → 予約担当者
着信 → 音声ガイダンス → 2番:予約変更・キャンセル → 受付担当者
着信 → 音声ガイダンス → 3番:その他 → 受付担当者
電話の用件を最初に選択してもらうことで、スタッフが電話を受けてから内容を確認し、担当者へ取り次ぐ流れを整理できます。
2.施術中の電話対応
スタッフが施術中で電話に出にくい時間帯を想定したパターンです。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。○○美容室です。
ただいま施術中のため、スタッフが電話に出られない場合がございます。
新しくご予約される方は1番を、その他のお問い合わせは2番を押してください。
コールフロー
着信 → 音声ガイダンス → 1番:新規予約 → 予約担当者
着信 → 音声ガイダンス → 2番:その他 → 受付担当者
※ここに「施術中の電話対応」のコールフローイラストを配置
施術中の電話対応では、すべての電話を同じように扱うのではなく、予約など優先したい電話を先に振り分ける方法があります。
3.予約変更・キャンセルを振り分ける
予約変更やキャンセルの電話が多い場合は、予約関連の電話を分けて案内する方法があります。
音声テンプレート
予約の変更・キャンセルをご希望の方は1番を、新しくご予約される方は2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください。
コールフロー
着信 → 音声ガイダンス → 1番:予約変更・キャンセル → 受付担当者
着信 → 音声ガイダンス → 2番:新規予約 → 予約担当者
着信 → 音声ガイダンス → 3番:その他 → 受付担当者
※ここに「予約変更・キャンセル」のコールフローイラストを配置
4.スタイリスト・担当者の指名に関する問い合わせ
担当者の指名を受け付けている美容室・サロンでは、指名に関する問い合わせを振り分けることもできます。
音声テンプレート
スタイリストの指名についてのお問い合わせは1番を、新しくご予約される方は2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください。
コールフロー
着信 → 音声ガイダンス → 1番:スタイリスト指名 → 予約担当者
着信 → 音声ガイダンス → 2番:新規予約 → 予約担当者
着信 → 音声ガイダンス → 3番:その他 → 受付担当者
5.メニュー・施術内容についての問い合わせ
カット、カラー、パーマ、トリートメントなど、メニューや施術内容についての問い合わせを振り分けるパターンです。
音声テンプレート
メニューや施術内容についてのお問い合わせは1番を、新しくご予約される方は2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください。
選択した番号に応じて、受付担当者などへ電話を接続します。
6.Web予約フォームをSMSで案内する
Web予約を利用している美容室・サロンでは、電話からWeb予約へ誘導する方法もあります。
MOT/IVRでは、電話をかけてきた方に対してSMSでURLなどを送信する運用が可能です。
音声テンプレート
Webからのご予約をご希望の方は1番を押してください。
予約フォームのURLをSMSでお送りします。
お電話でのご予約をご希望の方は2番を押してください。
コールフロー
着信 → 音声ガイダンス → 1番:Web予約 → SMS送信 → 予約フォーム
着信 → 音声ガイダンス → 2番:電話予約 → 予約担当者
※ここに「Web予約フォームをSMSで案内する」コールフローイラストを配置
電話で予約フォームのURLを読み上げるのではなく、SMSでURLを送信することで、電話からWeb予約ページへの導線を作れます。
株式会社バルテック デジタルマーケティングチーム (執筆)
Web予約を導入している美容室・サロンでは、電話とWebを別々の受付方法として考えるのではなく、電話をWeb予約への入口として活用する方法もあります。
「Web予約はこちらです」とURLを口頭で伝えるよりも、SMSで予約フォームのURLを案内することで、電話からWebページへ移動しやすくなります。
7.営業時間外の案内
営業時間外にかかってきた電話に対して、自動音声で営業時間などを案内するパターンです。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。○○美容室です。
現在、営業時間外となっております。
当店の営業時間は○時から○時です。
Webからのご予約をご希望の方は1番を押してください。
8.定休日・臨時休業日の案内
定休日や臨時休業日にかかってきた電話へ自動で案内するパターンです。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。○○美容室です。
本日は定休日となっております。
次回の営業日は○月○日です。
ご予約やお問い合わせにつきましては、営業時間内にお電話ください。
活用できる場面
- ・定休日
- ・祝日
- ・年末年始
- ・夏季休業
- ・臨時休業
9.電話が混み合っている場合の案内
予約が集中する時間帯など、電話が混み合っている場合にWeb予約へ案内するパターンです。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。
現在、お電話が混み合っております。
Webからのご予約をご希望の方は1番を押してください。予約フォームのURLをSMSでお送りします。
お電話でのお問い合わせをご希望の方は、そのままお待ちいただくか、時間を置いておかけ直しください。
10.留守番電話を利用する
スタッフが電話に出られない場合に、留守番電話へ切り替える方法です。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。○○美容室です。
ただいまスタッフが電話に出ることができません。
お名前とお電話番号、ご用件をお話しください。
内容を確認のうえ、担当者よりご連絡いたします。
実際に折り返し対応を行う場合は、店舗の営業時間や折り返しのルールに合わせて案内してください。
11.営業電話・勧誘電話への対応
美容室・サロンでは、予約や問い合わせだけでなく、営業・勧誘などの電話がかかってくることもあります。
営業電話をIVRだけで自動的に判別することは難しいため、予約などの電話を優先して担当者へつなぎ、それ以外の電話を別の対応へ振り分けるという考え方でコールフローを設計する方法があります。
音声テンプレート
お電話ありがとうございます。○○美容室です。
ご予約についてのお問い合わせは1番を、予約の変更・キャンセルは2番を、その他のお問い合わせは3番を押してください。
営業・勧誘など、通常の予約電話とは異なる電話については、店舗の運用に応じて留守番電話など別の受付方法へ案内することも検討できます。
美容室・サロンのIVRコールフローを作るときのポイント
IVRを導入するときは、機能を増やすことよりも、お客様が迷わず目的の窓口へ進めるコールフローを作ることが重要です。
1.最初の選択肢を増やしすぎない
選択肢を増やしすぎると、お客様が自分の用件に合う番号を判断しづらくなる可能性があります。
まずは電話件数の多い用件から整理することをおすすめします。
2.施術中の電話対応を想定する
美容室・サロンでは、スタッフが施術中で電話に出られないことがあります。
そのため、IVRを設計するときは、「施術中に電話がかかってきたらどうするか」をあらかじめ考えておくことが重要です。
3.お客様が分かりやすい言葉を使う
IVRの音声案内では、店舗側が使う専門用語ではなく、お客様が自分の用件を判断しやすい表現を使います。
4.Web予約を利用しているならSMSを活用する
Web予約を導入している場合は、予約フォームのURLをSMSで案内する方法があります。
「Web予約は1番」と案内し、選択されたらSMSでURLを送信することで、電話からWeb予約への導線を作れます。
5.営業時間内と営業時間外で案内を分ける
営業時間内は担当者へ電話をつなぎ、営業時間外は営業時間やWeb予約について案内するなど、時間帯に応じてコールフローを分けることを検討しましょう。
6.外部電話番号への転送も検討する
担当者が店舗にいない場合など、店舗の運用によっては外部電話番号への転送を利用することもできます。
ただし、転送先や通話料金などの条件は契約内容によって異なるため、導入前に確認しましょう。
株式会社バルテック デジタルマーケティングチーム (執筆)
IVRを設計するときに重要なのは、「できることをすべて音声案内に入れる」ことではありません。
「電話が多い用件は何か」「その電話は誰が対応するのか」「Webへ案内できるものは何か」を整理し、必要な分岐だけを作ることが重要です。
電話システムを扱ってきた当社では、IVRを単なる「自動音声」ではなく、電話受付の導線を設計する仕組みとして考えることをおすすめしています。
美容室・サロンの電話対応にMOT/IVR
MOT/IVRは、電話の着信時に自動音声で案内を流し、発信者が選択した番号に応じて担当者・部署などへ電話を振り分けられるIVRサービスです。
美容室・サロンでは、例えば次のような使い方ができます。
予約電話を担当者へつなぐ
「新しくご予約される方は1番を押してください。」
↓
予約担当者へ接続
予約変更・キャンセルを振り分ける
「予約の変更・キャンセルについては2番を押してください。」
↓
受付担当者へ接続
Web予約へ誘導する
「Webからのご予約をご希望の方は1番を押してください。」
↓
SMSで予約フォームのURLを送信
営業時間外に案内する
「現在、営業時間外となっております。」
↓
営業時間などを自動案内
このように、美容室・サロンの電話対応に合わせて、電話を受けた後の流れを設計できます。
MOT/IVRでは、IVRによる電話の振り分けに加えて、SMS、電話代行、ボイスメール、外線転送、通話録音などの機能を利用できます。
MOT/IVRの料金は月額2,980円~
MOT/IVRは、月額2,980円~で利用できます。
美容室・サロンの電話対応に合わせて、次のような機能を活用できます。
| 機能活用例 | 活用方法 |
|---|---|
| 音声ガイダンス | 予約・問い合わせなどの用件を案内 |
| 番号選択 | お客様の目的に応じて電話を振り分け |
| 担当者・部署への転送 | 予約担当・受付などへ接続 |
| 休日・定休日の自動案内 | 営業時間や営業日を案内 |
| SMS送信 | 予約フォームなどのURLを案内 |
| 留守番電話 | 電話に出られない場合に用件を受付 |
| 音声録音 | 通話内容を録音 |
| 外部電話番号への転送 | 指定した外部電話番号へ接続 |
「まずは電話受付の一部から見直したい」という美容室・サロンでも、自店の電話対応に合わせた使い方を検討できます。
美容室・サロン向けIVRに関するよくある質問
Q. 美容室やサロンでもIVRを利用できますか?
はい。
IVRは、電話を受けた際に自動音声で案内し、発信者が選択した番号に応じて電話を振り分ける仕組みです。
美容室・サロンでは、予約・予約変更・キャンセル・その他の問い合わせなどの振り分けに活用できます。
Q. 施術中の電話にも対応できますか?
IVRを利用して、電話がかかってきた際に自動音声で案内する運用を検討できます。
例えば、予約についての電話を担当者へつなぎ、その他の問い合わせを別の対応方法へ振り分けるなど、店舗の電話対応に合わせてコールフローを設計できます。
Q. 予約変更・キャンセルの電話を振り分けられますか?
はい。
例えば「予約変更・キャンセルは2番」と案内し、選択された番号に応じて受付担当者などへ電話を接続する運用ができます。
Q. Web予約のURLをSMSで送れますか?
MOT/IVRでは、電話をかけてきた方にSMSでURLなどを案内する使い方ができます。
Web予約を利用している美容室・サロンでは、電話から予約フォームへ誘導する方法の一つとして活用できます。
Q. 営業時間外の電話に自動で案内できますか?
営業時間や曜日などに応じて自動音声を切り替える運用を検討できます。
営業時間外には営業時間を案内したり、Web予約へ誘導したりするなど、店舗の運用に合わせた案内を検討できます。
Q. 定休日の電話にも対応できますか?
定休日に自動音声を流して、次回の営業日や営業時間などを案内する運用を検討できます。
Q. 担当者やスタイリストへの電話を振り分けられますか?
発信者が選択した番号に応じて、設定した担当者や部署などへ電話を振り分けることができます。
例えば、「担当者へのお問い合わせは1番」「その他のお問い合わせは2番」といったコールフローを設定できます。
Q. 外部の電話番号にも転送できますか?
MOT/IVRでは、外部電話番号への転送にも対応しています。
店舗の運用に応じて、指定した外部電話番号へ接続する方法を検討できます。
Q. MOT/IVRはいくらから利用できますか?
MOT/IVRは月額2,980円~で利用できます。
実際の料金や利用条件は、契約内容や利用する機能などによって異なる場合があります。詳細はお問い合わせください。
まとめ|美容室・サロンの電話対応に合わせてIVRを活用
美容室・サロンでは、予約・予約変更・キャンセル・担当者指名・メニューについての問い合わせなど、さまざまな電話対応が発生します。
また、スタッフが施術中の場合、電話に出ることが難しいケースもあります。
IVRを利用すると、電話を受けた際に自動音声で案内し、お客様が選択した番号に応じて担当者や受付などへ電話を振り分けることができます。
また、営業時間外・定休日の案内を自動化したり、Web予約フォームのURLをSMSで案内したりすることも可能です。
IVRを導入する際は、
- ・どのような電話が多いのか
- ・施術中に電話がかかってきた場合どうするのか
- ・どの電話を担当者へつなぐのか
- ・Web予約へ案内できる電話はないか
- ・営業時間外に何を案内するのか
- ・スタッフが直接対応する必要がある電話は何か
を整理することから始めてみましょう。
MOT/IVRなら月額2,980円~。
美容室・サロンの電話対応に合わせたIVRの活用方法を詳しく知りたい方は、資料をご覧ください。

MOT/IVRの概要や料金・解決できる電話の課題・他社比較などを掲載しています。
詳細はこちら
自社開発のクラウドPBX「MOT/TEL(モッテル)」の立ち上げ期よりプロジェクトに参画。営業・マーケティングの両側面から、累計33,000社以上の導入実績を持つプロダクトの成長を支える。
オンプレミスからクラウドへの移行期における通信インフラの変遷を熟知しており、通信品質やセキュリティ、スマホ内線化の技術的要件に関する深い造詣を持つ。単なるスペック紹介に留まらない、ベンダー視点での「失敗しないPBX選び」を提唱している。
カテゴリ: IVR・電話自動応答 関連キーワード: IVR



株式会社バルテック デジタルマーケティングチーム (執筆)
美容室・サロンの電話対応では、「電話を減らす」ことだけを目的にするのではなく、施術中でも予約や問い合わせを適切な担当者へつなげられる電話の流れを作ることが重要です。
IVRを導入する前に、「どのような電話が多いのか」「誰が対応するのか」「Web予約へ案内できるものはないか」を整理すると、自店に合ったコールフローを設計しやすくなります。