MOT/TEL vs 03plus|クラウドPBXサービス比較 - クラウドPBX モッテル

MOT/TEL vs 03plus|クラウドPBXサービス比較

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クラウドPBXの基礎知識

MOT/TEL vs 03plus|クラウドPBXサービス比較

最終更新日:2023年10月3日

MOT/TEL vs 03plus|クラウドPBXサービス比較

近年、ビジネス通信は急速に変化し、クラウドPBXが従来の通信システムに代わるソリューションとして注目されています。クラウドPBXは、従業員がどこからでもアクセスできる柔軟性を提供し、通信コストを削減するための新たな方法を提供します。
今回は、2つの主要なクラウドPBXサービス、「MOT/TEL」と「03plus」を比較してみましょう。

目次
  1. 基本の電話機能の比較
  2. オプション機能の比較
  3. 料金の比較
  4. UIの比較
  5. 外部ツールとの連携の比較
  6. まとめ


1. 基本の電話機能の比較

まず、「MOT/TEL」と「03plus」の基本的な電話機能を検討します。これらの機能はビジネスコミュニケーションにおいて不可欠です。

MOT/TEL 03plus
利用できる市外局番 03/06/0120他のNTT番号 全国の地域番号
既存電話番号の利用 NTT番号そのまま利用可能 番号により利用可能
外線通話料 固定番号宛:¥8/3分、携帯番号宛:¥18/分 ¥20/30秒


2. オプション機能の比較

MOT/TELと03plusについて、基本機能以外の機能や有料のオプション機能を比較します。
下記表では、有料のオプション機能を△と表示しています。

MOT/TEL 03plus
WEB電話帳
自動音声応答(IVR)
通話録音
顧客情報表示(CTI)
モニタリング
ウィスパリング
ビジネスチャット
インターネットFAX
勤怠管理
受付システム
かけ放題
電話代行

各機能の詳しい説明はこちらをご覧ください。

WEB電話帳:
登録されたWEB電話帳の情報を、社内および部署など設定したグループごとに共有することができます。ひとりが情報を編集すると利用者全員の電話帳が更新されるため、情報の編集・削除など管理にかかる時間も削減します。また、インターネットが繋がる環境ならどこでも、登録されたお客様の連絡先・所属、役職などを確認することが可能です。外出先から急に連絡を取らなければならなくなった場合や、訪問先で確認が必要になった場合でも慌てることがなくなります。

自動音声応答(IVR):

自動音声応答(IVR)
自動音声応答(Interactive Voice Response、IVR)は、電話をかけた顧客がメニューオプションを選択し、特定のサービスにアクセスできるようにするシステムです。顧客が目的の部署や担当者に迅速に接続できます。

全通話録音:
全ての外線通話を録音し、社内LANに接続されたパソコンからデータの確認・削除・バックアップ等が可能です。通話開始時間、通話時間、通話相手電話番号情報もあわせて保存されています。録音開始などの手動操作が必要なく、全通話が自動で録音されます。通話を録音していることで、オペレーターの顧客対応の向上や電話対応品質の改善につながります。聞き間違いや聞き漏らしを防止し、顧客満足度を向上します。お客様との「言った・言わない」の齟齬が生まれることもなくなり、不正の防止・訴訟リスクの軽減につながります。

また、お客様と秘書代行センターとの会話の録音データの確認も可能です。聞き漏らしや報告ミスが無くなることに加え、お客様の会話の雰囲気を感じ取れるため商談やクレームの事前対策も行うことができます。

顧客情報表示(CTI):

顧客情報表示(CTI)
電話着信があった際、通話相手の電話番号を元に素早く着信者の情報をパソコンなどに表示する機能です。お客様との会話よりも先に情報を得られるため、慌てることなく応対できます。一見些細なことですが、入電時にメモを取る必要がなくなるだけでも、心に余裕を持った応対ができるのではないでしょうか。お客様をお待たせする事がなくなり顧客満足度が向上することに加え、何よりも電話を受ける社員の負担が大きく軽減します。疲労の低減・通常業務の中断などの影響も少なく、業務の効率アップに効果的です。

通常は、あらかじめ着信者の電話番号と紐づけられた情報(データベースや顧客管理ソフト)が必要となりますが、クラウドPBX「MOT/TEL」では気軽にCTIをご利用いただける機能を備えているため、どなたでも最大限の効果を得ることができます。

聴話(モニタリング):
お客様との通話を第三者が聞くことのできる機能です。コールセンターなどで上司が通話のチェックを行ったり、一般企業にて後輩が先輩のトークを勉強のため聞いたりする際に使用されます。

ささやき(ウィスパリング):
会話中にオペレーターのみに聞こえる声で指示を出すことができる、ささやき機能も搭載しています。ウィスパリング:ウィスパリングは、通話中の担当者に指示やアドバイスを提供するための非常に静かな通話形式です。顧客には聞こえないように行われます。

ビジネスチャット:
ビジネスチャットは、テキストメッセージを介したリアルタイムのコミュニケーションを提供する機能です。内部チーム間のコラボレーションやカスタマーサポートに使用されます。登録している社員だけが利用できる安全なビジネスチャットを、スマートフォン・Windowsパソコンでご利用いただけます。画像や動画、位置情報などを送受信することができるので、直行の際や訪問時の報告ツールとしても活用できます。

インターネットFAX:
スマートフォン・パソコン上でFAXの送受信が可能です。受信したFAXは自動でPDF化。あらかじめ設定した「メール」または「ビジネスチャット」で共有され、確認することができます。 送信の場合は、スマートフォンやパソコンにあるPDFデータ(A4サイズのみ)をそのままFAXとして 送信することが可能です。FAXがデータ化されていることで紛失の心配もなく、日付などで検索することができるので業務を効率的に進めることができます。

既存のFAX 機や複合機でもFAXのデータ化は可能でしたが、機器本体は必要になるためリース料などのランニングコストがかかってしまいます。MOT/TELのインターネットFAXでは、FAX専用機器は必要ありません。

勤怠管理:
勤怠管理機能は、従業員の出勤、休暇、勤務時間を追跡し、給与計算や労働法規制の遵守をサポートします。スマートフォンにダウンロードしたアプリと連携させて、出退勤の管理をすることができます。在宅勤務やテレワーク・直行直帰など様々なケースに対応した勤怠管理システムを活用することで、不正な残業報告や過剰な残業を防止することができます。

受付システム:
受付システムは、来客を効率的に受け入れ、適切な担当者に案内するためのソリューションです。訪問者の受け入れと案内をスムーズに行えます。

かけ放題:
数百円~数千円/月程度のオプションを追加することで、10分以内など決められた時間内の通話が無料になるサービスです。通話頻度が高い人には大変お得なサービスとなっています。コストが定額になるため管理が楽になります。法人でよく利用されるオプション機能です。

電話代行:
会社宛ての電話を、御社名で一次受付する秘書代行サービスを利用することができます。クラウドPBX「MOT/TEL」と連携して内線取次をするため、電話代行・秘書代行サービス業界初のボイスワープが不要なサービスです。そのため、通話料や転送費用は完全無料であり、士業・通販・不動産業などお問い合わせが多い業種での利用やテレワークに適しています。



3. 料金の比較

 料金の比較

MOT/TELの料金

プラン ID数 初期費用 月額費用
スタンダード 20内線 ¥29,800 ¥4,980
ミドル 50内線 ¥39,800 ¥8,500
プレミアム 100内線 ¥89,700 ¥38,000
プラチナ 200内線 ¥149,500 ¥95,000

利用規模に応じたわかりやすい定額の料金体系。1内線ごとの追加ライセンス料は必要ありません。
全てのプランで03や06と言った市外局番の新規取得・既存番号の継続利用ができ、オフィス移転後もいまの会社番号を変えずに使えます。

MOT/TELは少人数での利用はできないものの、大人数での利用では1人当たりの料金は数あるクラウドPBXの中でも最安クラスとなります。
また、月額利用できるサブスク型のサービスなので、いつでも解約、利用する台数・期間に応じてプラン変更も可能。お申込みから最短1週間~で利用開始。長期間の縛りがあるリース契約は不要です。

03plusの料金


プラン 初期費用 月額費用
基本ID ¥5,000 ¥700
追加ID ¥5,000 ¥700

追加機能:留守番電話(通常価格:280円/月) / 時間外アナウンス(通常価格:800円/月) / 転送電話(通常価格:500円/月)など

03plusでは、IDごとの料金を支払います。1IDごとの価格は安いものの、他サービスでは基本機能として備えられている留守番電話や転送電話などがオプションとなっており、必要な機能を選択する必要があります。まずは通話ができればよい、必要な機能だけを選んで使いたい、という法人にはおすすめのサービスです。


4. UIの比較

MOT/TELと03plusは、それぞれ使いやすさが評判のサービスです。実際の通話画面を比較してみましょう。

MOT/TEL

MOT/TELで利用するアプリ/ソフトは自社開発の為、日本人に合った画面設計です。
ユーザー様から頂いたご意見・ご要望もアプリのバージョンアップにより随時反映しております。

  • 電話を受ける
  • 電話をかける
  • 取次
  1. 1

    外線・内線着信画面

    外線・内線着信画面

  2. 2

    「応答」で通話開始

    「応答」で通話開始

  3. 3

    「切断」で通話終了

    「切断」で通話終了

  1. 1

    電話帳から発信先をタップ

    クラウドPBX 外線保留

  2. 2

    「発信する」をタップ

    クラウドPBX コールダイヤルパッドから担当者にコール

  3. 3

    応答次第、通話開始

    クラウドPBX 担当者の応答後、転送実行で通話終了

  1. 1

    外線コールに応答後、
    保留ボタンをタップ

    クラウドPBX 外線発信

  2. 2

    ダイヤルパッドから
    担当者にコール

    クラウドPBX 発信ボタンをタップ

  3. 3

    担当者の応答後、
    転送実行で通話終了

    クラウドPBX 発信先が応答すると通話開始


03plus

シンプルで直感的な動作ができるUIが評判です。必要な機能を誰もがカンタンに利用できる作りです。

出典:03plus HP「固定電話番号をスマホで受ける、かける。」

  • 電話を受ける
  • 電話をかける
  • 取次ぎ
  1. 1

    着信画面(callkit画面)

    callkit画面

  2. 2

    「電話に出る」を選択

    03plus着信画面

  3. 3

    「電話を切る」で通話終了

    通話中画面

  1. 1

    キーパッド画面から
    発信する

    キーパッド画面

  2. 2

    電話帳から
    発信する

    電話帳画面

  3. 3

    通話中キーパッド画面

    通話中キーパッド表示

  1. 1

    外線コールに応答後、
    保留ボタンをタップ

    保留

  2. 2

    保留中画面

    保留中画面

  3. 3

    担当者を選択、
    パーク保留が完了

    担当者を選択

5. 外部ツールとの連携の比較

・CRMツールなどの外部ツールとの連携

MOT/TEL

MOT/TELのCTI「外部URL連携機能」を使うと、現在お使いの自社製CRM、他社提供のクラウド顧客管理システムやPMS(ホテル管理システム)の顧客情報と簡単に連携することができます。外部URL連携することで、簡易コールセンターの構築も可能です。

kintone、Mail Dearler、楽テル、ZOHO、Re:lation、NEXT ENZIONEといった様々なCRMとMOTのCTI連携が可能です。


03plus

ビジネスチャットやWEB会議ツールとの連携が可能です。


6. まとめ

ここまで2つのクラウドPBXサービス、「MOT/TEL」と「03plus」を比較しました。

最低利用料金では03plusのほうが低価格に利用できますが、一般的に搭載されている機能をオプションとして別料金を支払う必要があります。そのため、初めてクラウドPBXを利用する法人様は03plusが、大規模企業や豊富な機能で業務効率化をはかりたい法人様はMOT/TELがおすすめです。

ぜひ参考にしてみてください。





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