ビジネスフォンのリース契約とは?仕組みや料金相場を分かりやすく解説
最終更新日:2025年6月13日

ビジネスフォンを導入する際、「購入」「レンタル」「リース」のどれが最適かで悩まれる方は多いのではないでしょうか。特にリース契約は、初期費用を抑えつつ最新機器を導入できる方法として注目されています。しかし、契約の仕組みや料金の内訳、トラブルのリスクなど、理解しておくべきポイントも少なくありません。
また最近では、主装置をクラウド上で提供する「クラウドビジネスフォン」も選択肢の一つとして広がりつつあります。柔軟な働き方やコスト削減に対応する新たな方法として、多くの企業に注目されています。
この記事では、ビジネスフォンの導入方法のひとつである「リース契約」について、仕組みやメリット・デメリット、料金相場、トラブル対策までわかりやすく解説します。後半ではクラウドビジネスフォンについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- コンテンツの目次
1.ビジネスフォンのリース契約とは?基本の仕組みを解説
リース契約の概要
ビジネスフォンのリース契約とは、電話機や周辺機器をリース会社から一定期間借りる形で導入し、月額費用を支払って使用する契約方式です。
購入と異なり、初期費用を抑えながら最新の機器を利用できるのが特徴です。契約期間終了後は、機器の返却、再リース、または新しい機種への切り替えなどの選択肢があります。

リースと、購入やレンタルとの違い
リース以外のビジネスフォンの導入方法には「購入」「レンタル」の3つがありますが、それぞれに特徴と向き不向きがあります。
- 【 購入 】
一括または分割で機器を自社資産として取得する方法です。長期的に使い続ける場合や、コストを抑えたい企業に向いています。ただし、初期費用が高く、故障時の修理費用も自社負担となる点に注意が必要です。 - 【 レンタル 】
短期間の利用を前提に、月額で機器を借りる方式です。契約期間の縛りが少なく、イベントや仮設オフィスなど一時的な利用に適しています。ただし、リースや購入に比べて月額費用が割高になる傾向があります。 - 【 リース 】
購入よりも初期費用を抑えながら、比較的長期にわたり機器を利用する方法です。一定期間(3~7年)使用することを前提に契約するため、月額費用を平準化でき、予算管理もしやすくなります。
それぞれの導入方法にはメリット・デメリットがあるため、自社の運用方針や予算に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
2.ビジネスフォンをリースするメリットとデメリット
ビジネスフォンをリースするメリット
・初期費用が不要:導入コストを抑えられます。
・経費処理が可能:会計上、資産計上せず費用として処理できる場合が多いです。
・常に最新機器を利用可能:契約更新ごとに新しい機種へ切り替えやすいです。
ビジネスフォンをリースするデメリット
・契約期間中の解約が難しい:中途解約時に違約金が発生する場合があります。
・最終的な支払額が割高になることも:長期的に見ると、購入より費用がかさむケースも。
3.リース契約の流れと契約期間の目安
一般的なリース契約の流れは次の通りです。
1.業者へ相談・見積もり依頼
2.提案内容の確認と契約締結
3.機器の設置・初期設定
4.利用開始
契約期間は通常3年〜7年が多く、自社の運用方針や更新頻度に合わせて選ぶのがポイントです。
4.ビジネスフォンのリース料金相場と内訳
リース料金は契約内容や機器構成によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
- 小規模オフィス(3〜5台):月額5,000円〜15,000円程度
- 中規模オフィス(10台前後):月額20,000円〜40,000円程度
- 内訳例:機器代、工事費、保守・サポート費用
5.リース契約でよくあるトラブルと対処法
リース契約でよくあるトラブル
ビジネスフォンのリース契約では、内容をしっかりと確認していないことが原因でトラブルが発生することがあります。以下はよくあるケースとその対処法です。
・契約内容の確認不足:リース契約書には、契約期間、解約条件、保守サービスの範囲など細かな条項が記載されています。事前に内容を細かく確認し、不明点は業者に質問することが重要です。
・中途解約時の違約金:リース契約は原則として途中解約ができず、解約する場合は残り期間分の費用や違約金が発生します。契約前に「途中解約の可否と条件」を必ず確認しましょう。
・メンテナンス・トラブル対応の遅れ:保守対応が遅いと業務に支障をきたします。保守体制が整っており、緊急対応が可能な業者かどうかをチェックしましょう。
トラブル回避のポイント
・契約書を必ず保管し、定期的に見直す
・導入前に複数業者を比較し、評判や口コミをチェック
・アフターサポートの内容や連絡体制を事前に確認
信頼できる業者と透明性の高い契約を結ぶことが、トラブルを避ける最善策です。
6.リースが向いている企業・向いていない企業とは?
向いている企業
・初期投資を抑えたいスタートアップや中小企業
・最新機種を継続的に使いたいIT系企業など
向いていない企業
・長期的に同じ機器を使い続ける業種
・一括購入が可能で費用を抑えたい企業
また、「初期費用をさらに抑えたい」「働く場所にとらわれず使いたい」「長期契約が負担」という企業には、リースに代わる新たな選択肢としてクラウドビジネスフォンの導入も検討する価値があります。
7.手軽に安く導入できるクラウドビジネスフォン
ビジネスフォンの機能は便利で利用したいけど初期投資を抑えたい…、この先どうなるか分からないので長期間の縛りがあるリース契約はしたくない…という方におススメする電話サービスがクラウドビジネスフォンです。
クラウドビジネスフォンは、従来オフィス内に設置していた主装置の機能をクラウド上に展開し、スマホやPCを使ってインターネット経由で通話を行う仕組みです。

利用できる機能は提供会社によって違いますが、株式会社バルテックが提供するクラウドビジネスフォン「モッテル」では今回ご紹介したビジネスフォンの機能(内線・外線・代表組・取次ぎ)が全て利用できます。
場所を問わず使える柔軟性

「モッテル」はインターネット接続が可能な環境であれば、日本全国どこでもビジネスフォンとして使えるため、外出先から会社番号で発信したり、会社宛ての着信を自宅や外で受けたりすることができます。
ビジネスフォンでは固定電話のある場所でしか利用できませんでしたが、モッテルではインターネットが接続できる場所なら日本全国どこでも利用することができます。その為、外出先から会社番号を使った発信や会社宛ての着信を取ったり、取次ぎで電話を代わったりすることができます。
スマホで簡単に切り替え
モッテルは、従業員が個人で使っているスマートフォン(iOS/Android)にもアプリを入れることで利用できます。
アプリ経由の通話は会社に課金され、通常の通話アプリ経由は従来通り個人に課金されるため、プライベートと仕事を明確に分けて使えます。

>安価かつ導入も簡単
(税別)、月額5,980円(税別)+番号利用料金:500円(税別)~で利用できます。リース契約の様に長期間の縛りもなく1ヵ月など短期利用も可能で、050や0120の番号利用であれば工事なども不要で手軽に導入することができます。
8.まとめ:ビジネスフォンのリース契約で失敗しないために
ビジネスフォンのリースは、初期費用を抑えて導入できる便利な方法ですが、契約内容の理解や業者選びが重要です。
自社のニーズに合った契約プランを選び、費用対効果をしっかり見極めましょう。複数社に見積もりを依頼し、サービス内容を比較することが成功のカギです。

カテゴリ: ビジネスフォンの解説・基礎知識
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