電話回線の新規導入費用を徹底比較|固定電話・光電話・クラウドPBXの初期費用・月額を法人向けに解説

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電話回線の新規導入費用を徹底比較|固定電話・光電話・クラウドPBXの初期費用・月額を法人向けに解説

最終更新日:2026年5月7日

電話回線の新規導入費用比較

電話回線の新規導入や増設・移設にはどうしてもお金がかかるもの。それでも、選ぶサービスの内容や形態により、費用を抑えつつ電話回線を引くことは可能です。当記事では、電話回線を新たに引くときにかかる費用の相場と、費用を抑える方法をご紹介します。

コンテンツの目次
  1. 電話回線の種類と新規導入方法
  2. 電話回線を新規導入する場合の費用比較
  3. 電話回線を安く利用する方法
  4. 費用を抑えて電話環境を構築!クラウドPBX「MOT/TEL」

1. 電話回線の種類と新規導入方法

法人向けの電話回線を新規で導入する場合、NTT加入電話、ひかり電話、クラウドPBXなど様々な選択肢があります。それぞれの特徴や費用を比較検討し、自社のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

  • 【電話回線の種類】
  • ・NTT加入電話(アナログ回線)
  • ・光電話(光IP電話)
  • ・クラウドPBX

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。


NTT加入電話

NTT東日本・西日本が提供する「加入電話(アナログ回線)」は、日本の家庭や企業で長らく使われてきた固定電話サービスです。メタル回線(銅線)を用いた従来の電話で、「ダイヤル回線」「プッシュ回線」とも呼ばれます。

メリットは災害時に強く、通話品質が安定しているという点です。停電時でも通話可能なものが多く、さらに電話線で電力供給されるため、インフラが生きていれば使えます。また、メタル回線を利用するため、安定した音質で通話することが可能です。

デメリットはコストが高い・設備の老朽化と将来的なリスクがあることです。NTTの加入電話では、初期コスト、それから基本料金も高く設定されています。また、NTTは2025年5月に固定電話一律提供義務の廃止、2028年ISDNサービス終了、2035年にはメタル回線維持限界の見通しを掲げるなど、固定電話の将来的な終了が懸念されています。


光電話

「光IP電話」は、光回線(FTTH:光ファイバー)を利用した音声通話サービスです。インターネットと同じIPネットワーク上で通話が行われ、従来の固定電話よりも低コストで導入できるため、一般家庭・法人問わず広く普及しています。

メリットはコストが安い、IP網に対応しており、今後も使用しやすいという点です。コスト面では、全国一律で通話料が8.8円/3分程度と、かなりお得に利用できます。また、基本料金に関しても月額500~1,500円と加入電話に比べて安く利用可能です。またNTTが2024年に全ての固定電話網をIP化しており、光IP電話の利用は今後も継続されると考えられます。


デメリットは停電時に使えない、通信環境が環境に左右される点です。光回線終端装置(ONU)やルーターに電源が必要なため、停電中は通話不可(UPSなどの対策が必要)になる恐れがあります。また、インターネット帯域やLAN環境に依存するため、通話品質が低下することがあります。


クラウド電話(クラウドPBX)

昨今、多くの企業へ導入が始まっているサービスがクラウド電話と呼ばれるサービスです。
様々なサービスがクラウドで提供されていますが電話もクラウドで提供されています。クラウド電話はクラウドPBXとも呼ばれ、従来のビジネスフォンで事務所内などに設置していたPBX(主装置)をクラウドで提供することで安価に導入することができる点がメリットです。

【クラウド電話】

【図解】クラウド電話の構成

また、ユーザーは自宅など社外でもスマホから会社番号を使って発信したり、会社宛ての電話を受けることができます。そのため、出勤・テレワークが混在する働き方でも平等に同じ電話環境を構築することができます。クラウド電話について詳しくは下記記事をご覧ください。


デメリットはインターネット通信の影響を受ける点です。クラウド上にあるPBXへスマホなどの各端末はインターネットを通じて接続するため、通信速度が遅かったり、繋がらない場合はクラウド電話のサービスも利用できない・通話が遅延するなど影響します。
また、通話品質はクラウド電話サービス各社で異なります。粗悪なサービスを選択してしまうと通話ができない・声が遅延するなど問題があります。どのサービスを選択しても一定水準以上の品質があるサービスではないので事前にデモなどを行う必要がある点もデメリットとして挙げておきます。


2. 電話回線を新規導入する場合の費用比較

サービス別の初期費用・月額料金一覧

電話回線を新規導入する際、サービスの種類によって初期費用・月額料金・工事の有無が大きく異なります。以下の比較表で自社に合ったサービスを確認してください。

サービス NTT加入電話 光電話 クラウドPBX
初期費用 36,800円〜
(施設設置負担金36,000円+契約料800円)
工事費3,300円〜
(光回線工事費別途)
4,200円〜/契約
(工事不要・番号ポータビリティは別途2,000円)
月額料金 2,750円〜
(回線使用料のみ・地域により異なる)
500〜1,500円
(光回線料金別途)
580円〜/契約
(1番号1チャネル含む・追加番号は580円/番号)
工事 回線引き込み工事あり 光回線工事あり 不要
停電時の利用 ○(電話線から給電) ×(機器への電源必要) ○(スマホのネット回線を利用)
スマホ内線 × △(サービスによる)
テレワーク対応 ×
将来性
(2035年メタル回線限界の見通し)

※上記は代表的な料金の目安です。契約内容・地域・利用回線数により異なります。


NTT加入電話の初期費用・基本料金

代表的な電話サービスであるNTTの『加入電話』プランでは、初期費用として施設設置負担金36,000円契約料800円がかかります。このプランでは基本的な電話設置の工事費は無料です。

初期費用を減らしたい人に向けた『加入電話・ライトプラン』では、施設設置負担金が不要である代わりに、工事費用2,000円程度に加え月々の使用料金が割高になります。

NTTの月額料金には、回線使用料・ユニバーサルサービス料(月3.3円)・電話リレーサービス料(月1.1円)が含まれます。

回線使用料は3つの条件により異なるため、自社に適した内容を選択する必要があります。
条件① 住宅での利用またはビジネス利用
条件② プッシュ回線またはダイヤル回線
条件③ 利用地域の区分

※条件③について
地域の電話サービス取扱所が1級~3級取扱所に分類されており、それぞれ料金が異なります。地域の契約者回線等の数に基づき定められたもので、市外局番を付与せずにかけられる範囲(市内通話料金が適用される)が広いため加入者が多い地域では基本料金が高くなります。

【ビジネス利用回線の使用料の例】
例) 『加入電話』プランを利用
① ビジネス利用
② プッシュ回線
③ 3級取扱所(東京・横浜・札幌・千葉など)
上記3つの条件で回線を利用する場合、回線使用料は2,750円です。

【NTT東日本電気料金】


3. 電話回線の新規導入費用を抑える方法

方法① 中古の電話加入権を利用する

電話加入権とは、NTT東日本、NTT西日本の加入電話回線を契約するための権利を指します。 スマートフォンが普及したことから固定電話を解約する人が増加しており、中古品としてインターネット上などで売却されている場合があります。

中古品といっても形のない権利であるため、新たに購入する場合と違いはありません。そのため、中古品の電話加入権を購入し開設費用を下げることも可能です。

方法② インターネットやスマホとセット価格のサービスを選択する

電話サービスの中には、インターネットやスマートフォンと併せて申し込むことで料金が安くなるセット価格での販売をしているものがあります。

NTT東日本・西日本が提供するIP電話サービス「ひかり電話」は、インターネット回線に同時加入することで割引が適用されます。

方法③ 工事費用が安いIP電話・クラウドPBXを利用する

近年導入が進むIP電話やクラウドPBX。インターネット回線を用いて接続するため、回線の増減やオフィスのレイアウト変更の際にも工事が不要であることが魅力です。スマートフォンを内線として利用できるサービスもあり、社員数の増加やオフィス移転を見据え導入する企業が増えています。

IP電話
IP-PBXでは、インターネット回線を用いて内線環境を構築します。

工事が不要であるため経費の削減につながる上、インターネットがつながる場所であれば、一拠点に導入するだけで拠点間での内線通信網を構成することが可能です。アプリをダウンロードするだけで外出・出張中でも機能を利用できるため、場所にとらわれない自由な働き方を後押しします。

しかし、IP-PBXを利用する場合は主装置をオフィスに設置する必要があるため、設置工事やメンテナンスなどの導入コストはかかります。


クラウドPBX
従来のビジネスフォンでは社内に主装置(PBX)を設置する必要がありましたが、クラウドPBXでは、インターネットを通じてPBXを利用できるようになったため、専用機器をオフィスに設置する必要はなくなりました。

IP-PBXと同様、インターネットがつながる場所であればビジネスフォンの機能が使えるうえ、メンテナンスや故障時にはメーカーが対応するため導入・維持費用を削減することができます。このような理由から、多くの事業者様がクラウドPBXの導入に踏み切っています。

【合わせて読みたい「クラウドPBXとは?」】

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4. 費用を抑えて電話環境を構築!クラウドPBX「MOT/TEL」

MOT/TEL

クラウドPBX「MOT/TEL(モッテル)」は、PBXの開発研究を始めて15年以上の実績を持つバルテックが提供するクラウドPBXです。官公庁や上場企業を含む32,000社で導入されています。

自社番号をそのまま使えるほか、kintone(キントーン)や楽テルなど他社CRM(顧客管理システム)連携も可能。アプリからサーバーまですべて自社開発で行っているため、サポートを迅速に行うことができます。

MOT/TELの特徴① 抜群の安定性

一般的なIP電話では、1ヶ所のデータセンターへ接続が集中するため、時間帯によっては通話が不安定になる場合があります。 IP電話「MOT/TEL」は、日本全国にエリア専用データセンターを設置することで、高音質・安定した通話を提供しています。

IP電話エリア専用サーバ

MOT/TELは官公庁、上場企業にも多数導入されている信頼のクラウド電話システムです。

  • ・特許庁
  • ・群馬県庁
  • ・静岡県庁
  • ・マルコメ株式会社
  • ・株式会社鈴廣蒲鉾本店
  • ・株式会社相鉄ホテルマネジメント
  • ・一般社団法人Tリーグ
  • ・住友重機械精機販売株式会社
  • ・株式会社メディロム(Re・Ra・Ku)
  • ・第一精工株式会社
  • ・岩崎電気株式会社
  • ・株式会社ポケットコンシェルジュ など(敬称略)

MOT/TELの特徴② NTT加入電話より大幅コスト削減・高音質

NTT加入電話の初期費用は施設設置負担金だけで36,000円かかりますが、MOT/TELなら初期費用4,200円〜、月額580円〜から利用開始できます。回線工事も不要なため、起業直後や移転時でもすぐに電話環境を構築できる点が大きなメリットです。

項目 単位 料金
初期費用
基本料金 1契約 ¥4,200〜
番号ポータビリティ 1番号 ¥2,000
月額費用
基本料金 1契約(1番号1チャネル含む) ¥580
番号利用料(追加分) 1番号 ¥580
チャネル利用料(追加分) 1チャネル ¥580
通話料
固定番号宛 3分 ¥8
携帯番号宛 1分 ¥16

※表示は税抜き価格です。詳細は公式料金ページをご確認ください。



MOT/TELの特徴③ 番号取得から電話環境構築までサポート!

番号の取得から電話環境の構築まで、一貫したサポートが可能です。窓口が一本化されるため、起業やオフィス移転など、電話環境のお悩みをすべてお任せいただけます。

MOT/TELの特徴④ 光回線(ネット回線)・プロバイダも同時に開設

法人向け光回線「MOT光」なら開業時、拠点、店舗開設時に必要なサービスをまとめて手配できます。 各サービスごとに違う事業者とやり取りする手間をなくして、手続きを一本化することで、導入までの期間、コスト削減につながります。
法人向け光回線「MOT光」

まとめ

電話回線を新規導入する際は、初期費用・月額料金・工事の有無・将来性の4点を軸にサービスを比較することが重要です。

NTT加入電話は安定性が高い一方、初期費用36,800円〜とコストが高く、将来的なメタル回線の廃止リスクもあります。光電話はコストバランスに優れますが光回線工事が必要です。クラウドPBXは工事不要でNTT加入電話と比べて初期費用を大幅に抑えられ、テレワーク対応や番号の柔軟な増減が可能なため、新規導入や移転時の選択肢として多くの法人企業に選ばれています。

どのサービスが自社に合っているか迷った場合は、バルテックへご相談ください。番号の取得から電話環境の構築まで一貫したサポートが可能です。




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