IP電話(050番号)とは?導入メリット・デメリットやIP電話サービス5選をご紹介

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IP電話(050番号)とは?導入メリット・デメリットやIP電話サービス5選をご紹介

IP電話(050番号)とは?導入メリット・デメリットやIP電話サービス5選をご紹介

050番号を使ったIP電話は、IP電話同士であれば通話料が24時間無料など通信コストの削減のメリットがあり、個人事業主や法人で利用されています。一方で、IP電話は一般的な電話と違い発信できない番号があるなど、デメリットもあります。
本記事では、IP電話とはどのようなサービスなのか?という基礎的な知識から、導入メリット・デメリット、IP電話を使った電話アプリやサービスなどをご紹介致します。

コンテンツの目次
  1. IP電話とは?
  2. IP電話の種類
  3. IP電話(ひかり電話以外)の導入メリット
  4. ひかり電話の導入メリット
  5. IP電話の導入デメリット
  6. ひかり電話の導入デメリット
  7. IP電話(050番号)のアプリ・サービス5選
  8. ひかり電話も050番号のIP電話も利用できるクラウド電話


1.IP電話とは?

IP電話とは、インターネットを通じて電話をするサービスのことです。インターネットではパケットと呼ばれる小さなデータでやり取りを行いますが、IP電話では音声もパケットでやり取りを行います。
この技術はVoIP(Voice over Internet Protocol)と呼ばれ、様々な場面で利用されています。例えば、LINEやSkypeなどもIP電話の一種です。電話番号がなくても同一のアプリ間で無料通話ができるサービスですが、こちらもVoIPの技術が利用されています。

一方、IP電話と言えば「050番号」と連想する方も多いでしょう。電話番号を使用するこちらもIP電話です。これらのことからわかるように、IP電話の中にも実は種類があります。

IP電話選び方ガイド

2.IP電話の種類

インターネットを通じて電話をする「IP電話」サービス。先ほど簡単に触れたように、IP電話にもいくつか種類があります。

  • 【IP電話の種類】
  • IP電話の種類1:電話番号を持たないIP電話
  • IP電話の種類2:050番号を使って発着信するIP電話
  • IP電話の種類3:市外局番(03や06など)を使って発着信するIP電話

IP電話は上記の様に大きく3つに分けることができます。

IP電話の種類1:電話番号を持たないIP電話 電話番号を持たないIP電話は、ビジネスではなく個人間でよく利用されています。LINEやSkype以外にも「Viber Messenger」「Discord」「WeChat」「ハングアウト」「Messenger」では、アプリ間で電話番号を持たずに通話が可能です。
一方で、同じIP電話でも、050番号や市外局番間での発信や着信はできません。

IP電話の種類1:電話番号を持たないIP電話

IP電話の種類2:050番号を使って発着信するIP電話 050番号を使って発着信するIP電話は、個人でもビジネスにおいても利用されます。
050番号を使ったIP電話では、番号を使わないIP電話同様にスマホアプリを使って発着信が可能です。ビジネスでよく利用される固定電話を利用したい場合は、一般的なIP電話対応の会社用の電話(ビジネスフォン)、もしくはクラウドタイプの会社用電話を利用して050番号の発着信を行います。
050番号を使ったIP電話では、同じサービスの050番号間の通話が無料です。また、市外局番を使ったIP電話やIP電話以外とも通話が可能です。ただし、110(警察への緊急通報)や119(消防・救急への緊急通報)など発信できない番号があり、注意が必要です。

IP電話の種類2:050番号を使って発着信するIP電話

IP電話の種類3:市外局番(03や06など)を使って発着信するIP電話 最後は、03や06など市外局番を使用した光回線(光ファイバー回線)を介したIP電話サービスです。NTTが提供するひかり電話を利用している企業は、既にIP電話を利用していることになります。
ひかり電話も、050番号を使ったIP電話同様に、IP電話対応の一般的な会社用の電話(ビジネスフォン)・クラウドタイプの会社用電話サービス両方で利用できます。IP電話の中でも、市外局番を使用するIP電話(ひかり電話)は通話が安定しているため評判です。
また、050番号を使ったIP電話の様に発信ができない番号などもないため、制限なく利用できます。

IP電話の種類3:市外局番(03や06など)を使って発着信するIP電話


上記のように、IP電話は大きく3種類に分かれています。従来の電話や市外局番を利用するIP電話(ひかり電話)と比較すると、電話番号を持たないIP電話と050番号を使ったIP電話はメリット・デメリットが似ています。次はそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。


3.IP電話(ひかり電話以外)の導入メリット

まずは光電話以外のIP電話導入メリットをご紹介します。

IP電話の導入メリット1:無料通話がある 電話番号を持たないIP電話と050番号を使ったIP電話はそれぞれ同一のアプリ間・同一のサービス間で無料通話があります。
遠距離にある支店・拠点や、外出の多い営業担当とのやり取りを電話番号を持たないIP電話や050番号を使ったIP電話で行うことで通信費の削減が可能です。

IP電話の導入メリット2:電話回線が不要 従来の電話や市外局番を利用するIP電話(ひかり電話)は事務所などに電話回線が必要です。一方で、電話番号を持たないIP電話と050番号を使ったIP電話は電話回線なしで電話を利用できます。

IP電話の導入メリット3:工事不要 電話番号を持たないIP電話と050番号を使ったIP電話は、電話回線だけでなく専用の機器(PBX/主装置)がなくても利用できるサービスがあります。
従来の電話では、電話機線を事務所へ引いてPBXや主装置へ繋いで利用するため工事が必須でしたが、電話番号を持たないIP電話と050番号を使ったIP電話では機器も工事も必要ありません。そのため導入費用を抑えることができます。

IP電話の導入メリット4:即日利用も可 個人間でよく利用されるLINEやSkypeなどのIP電話は、アプリをインストールして即日電話を利用可能できます。同様に、050番号を使ったIP電話サービスでも即日発行できるサービスもあります。個人事業主ですぐに事業用の電話番号がほしい、というケースなどで役立ちます。


4.ひかり電話の導入メリット

次に市外局番を利用するIP電話(ひかり電話)のメリットを見ていきましょう。

ひかり電話の導入メリット1:市外局番を継続利用できる ひかり電話は、従来の電話の様に市外局番を継続して利用することができます。通信コストのために仮に050番号での運用へ切り替えるとすると、今まで利用していた会社の番号(市外局番)は利用できなくなります。
ひかり電話であれば、現在利用している会社の番号を継続して利用することや新規で市外局番を取得することができます。

ひかり電話の導入メリット2:安心感 03や06と言った市外局番を利用するひかり電話では、050番号に比べて安心感がある点がメリットです。
050番号を会社の番号として使用している企業が少ないため、050番号からの着信は警戒されてしまうこともあります。市外局番を利用するひかり電話では不信感を与えることはありません。

ひかり電話の導入メリット3:通話品質が安定 ひかり電話は従来の固定電話並みの通話品質が保証されており、通話品質が安定しています。IP電話の1種であるひかり電話は今までと変わらない通話品質でありながら、従来の電話より通信コストも安くなるため多くの企業で利用されています。

ひかり電話の導入メリット4:発信制限がない ひかり電話以外のIP電話は、同一アプリ以外と通話ができなかったり、050番号のIP電話でも110(警察への緊急通報)や119(消防・救急への緊急通報)など発信できない番号があったりするなど制限があります。
ひかり電話では110や119なども発信でき、制限なく利用が可能です。

次にそれぞれのデメリットを見ていきましょう。


5.IP電話の導入デメリット

ひかり電話以外のIP電話のデメリットには、以下のようなものがあります。

IP電話の導入デメリット1:番号が変わってしまう 会社番号を市外局番で運用していた場合、050番号での運用へ切り替えると今まで利用していた会社の番号(市外局番)は利用できなくなります。会社の番号が変われば変更のアナウンスを顧客や取引先へ行わなければなりません。印刷物に記載があれば刷り直しやHPの修正など人件費などのコストがかかります。
また、LINEやSkypeなどアプリ間のみのIP電話は、会社の電話としては利用できません。

IP電話の導入デメリット2:不信感 会社の電話番号として050を利用している企業は少なく、あまり認知されていません。そのため、特にBtoCにおいては050番号から着信があると不信に思う方も少なくないでしょう。

IP電話の導入デメリット3:通話品質が悪いサービスもある IP電話の中でも、特にアプリ間でのみ無料通話ができるタイプではサービスごとに通話品質が異なります。中には固定電話に近い品質のサービスもあれば、途切れ途切れの音声・聞こえないなど品質が悪いサービスもあります。

IP電話の導入デメリット4:発信制限がある ひかり電話以外のIP電話は発信制限があります。アプリ間のみのIP電話は同じアプリ以外と通話をすることができません。
050番号を使うIP電話も110(警察への緊急通報)や119(消防・救急への緊急通報)など発信できない番号があります。利用できない緊急ダイヤルは下記の通りです。

  • クラウドPBXで発信できない緊急ダイヤル】
  • 110:警察への緊急通報
  • 119:消防・救急への緊急通報
  • 118:海上事件・事故の緊急通報
  • 177:天気予報
  • 117:時報
  • 115:電報の申し込み
  • 113:設定・トラブルサポート
  • 144:迷惑電話お断り
  • 0570:ナビダイヤル など


6.ひかり電話の導入デメリット

次にひかり電話のデメリットを見ていきましょう。

ひかり電話の導入デメリット1:無料通話がない ひかり電話以外のIP電話は、同じアプリ間や同じサービスの050番号と無料通話ができます。一方で、ひかり電話は標準で適用される無料通話がありません。
しかし、ひかり電話をビジネスで利用する際は、ビジネスフォンと呼ばれる会社用の電話かクラウドタイプの電話と接続して利用します。ビジネスフォンやクラウド電話は社員間の通話が無料になる内線通話があるため、それほどデメリットにはならないでしょう。

ひかり電話の導入デメリット2:回線が必要 市外局番を利用するひかり電話は、事務所などへ回線を引く必要があります。ひかり電話以外のIP電話は電話回線不要で利用できるので、回線コスト分費用が高くなります。
ただし、従来の電話回線と比べると通話料などが安くなるため、結果としてコスト削減につながります。

ひかり電話の導入デメリット3:工事が必要 ひかり電話を利用する場合、ひかり電話の回線を主装置やPBXと呼ばれる装置に収容する必要があります。回線自体がなければ回線の引き込み工事を行うなど、ひかり電話を利用するために工事が必要になります。

ひかり電話の導入デメリット4:すぐに利用できない ひかり電話の回線がなければNTTに手配したり、ビジネスフォンやクラウド電話の契約・工事などを行ったりする必要があり、その他のIP電話の様に即日利用はできません。これから起業する方や個人事業主でひかり電話を利用したい方は早めに行動する必要があります。

同一のアプリ間しか電話のできないIP電話はビジネス利用に向きませんが、050番号のIP電話とひかり電話はビジネス利用も可能です。それぞれメリット・デメリットがあるので比較検討してみてください。
下記では050番号を使ったアプリ・サービスをご紹介しています。比較検討の参考にしてみてください


7.IP電話(050番号)のアプリ・サービス

050番号を使ったIP電話各アプリ・サービスの特徴をまとめました。

050plus

050plus
  • 【特徴】
  • NTTブランドの安心感がある
  • 留守番電話がメールで届く
  • 同サービス以外も無料通話あり

050plusは、誰もが知っているNTTグループが提供しているIP電話アプリで、050電話アプリの安心感No.1のサービスです。同一アプリ同士はもちろん、050で始まる提携プロバイダのIP電話とも無料通話が可能です。
050plus公式HP  


モバイルチョイス050

モバイルチョイス050
  • 【特徴】
  • 通話品質が携帯と同じ
  • 1台のスマホで公私を切り分け
  • 初期費用・月額基本料が0円

モバイルチョイス050は、楽天コミュニケーションズが提供するIP電話サービスです。インターネット回線ではなく音声回線を使用した050電話なので携帯電話の通話と変わらない品質で電話が利用可能です。
モバイルチョイス公式HP  


moconavi050

moconavi050
  • 【特徴】
  • 通話品質が携帯と同じ
  • 名刺をスキャンするだけで電話帳に自動登録
  • 1台のスマホで公私を切り分け

moconavi050は、株式会社レコモットが提供するIP電話サービスです。携帯電話の回線を使用しているので高音質で利用が可能。moconavi050では、名刺をスキャンするだけでOCR解析して自動で電話帳へ登録も可能です。
moconavi050公式HP  


LaLa Call(ララコール)

LaLa Call(ララコール)
  • 【特徴】
  • eo光/mineo契約者は基本料金実質無料
  • メールへの音声添付機能
  • トクトク表示機能で差分がわかる

LaLa Call(ララコール)は、株式会社オプテージが提供するIP電話サービスです。月額基本料金が通常100円ですが、光回線のeo光や格安SIMのmineo契約者は無料通話が100円分ついてくるので実質月額料金無料で利用する事ができます。 また、トクトク表示機能により他の電話を使った場合との差額を表示することもできます。
LaLa Call(ララコール)公式HP  


G-call050

G-call050
  • 【特徴】
  • 低価格の国際通話料
  • 着信をメールでお知らせ

G-call050は、株式会社ジーエーピーが提供するIP電話サービスです。アメリカ・ハワイへの国際通話料が5円/分など国際通話料が安い点が特徴です。
G-call050公式HP  


※各社の情報は執筆時点(2022/07/11)の公式HPの記載に基づきます。料金など詳しくは公式HPをご覧ください。


8.ひかり電話も050番号のIP電話も利用できるクラウド電話

クラウド電話とは、従来事務所などへ設置していた主装置やPBXと呼ばれる装置で実装していた機能をクラウドで提供する電話サービスです。クラウド電話はクラウドPBXとも呼ばれます。

ひかり電話も050番号のIP電話も利用できるクラウド電話

先ほどご紹介したアプリ・サービスは050番号のみ利用が可能で市外局番で利用する事ができませんが、クラウド電話は050番号でも市外局番でも利用できます。050番号であれば他の050IP電話サービスの様に工事無しで比較的早く利用を開始可能で、既存の市外局番を引き継いで利用する場合は、事務所へ番号を利用するためのゲートウェイを設置すれば、そのまま利用する事ができます。

先ほどご紹介した050番号のIP電話アプリ・サービスは基本的にスマホアプリで提供されます。会社用の電話としてスマホアプリだけでなく、置き型の固定電話も利用したいという場合はクラウド電話が良いでしょう。050IP電話もクラウド電話もそれぞれメリットデメリットがあるので是非比較してみてください。

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