会社の固定電話への迷惑電話を「完全に」無くす方法
最終更新日:2025年12月2日
会社の固定電話にかかってくる営業電話や間違い電話、ワンギリなどの迷惑電話。
メールやインターネットでのやり取りが主流になった現在でも一向に無くなることがありません。
業務の時間を迷惑電話に費やすのはもうやめにしたいですよね。この記事では迷惑電話を減らす方法、さらに会社にかかってくる迷惑電話をゼロにする方法まで解説します。
- コンテンツの目次
1.迷惑電話を回避する方法
固定電話を設置する限り迷惑電話は切っても切れない関係と言えます。
だからこそ、電話会社から様々な迷惑電話防止機能が用意されています。その一部を紹介します
番号を通知させる
着信番号を表示させることで、不審な番号には着信しないという対策を行う事が出来ます。
NTTが提供する「ナンバーディスプレイサービス」に加入していれば、相手先の電話番号を電話機に表示させることが出来ます。工事費、月額利用料が別途必要ですが知らない番号には着信したくないという場合に登録しておくと迷惑電話を減らすことが出来ます。
ナンバーディスプレイの追加サービスで、非通知設定になっている番号に電話番号を通知して再度かけなおすように促すメッセージを流すことのできる「ナンバー・リクエスト」という機能もあります。こちらは非通知設定の電話には着信も鳴らない為、無駄な着信を減らすことが出来ます。
参照:ナンバーディスプレイ
特定の電話番号を着信拒否にする
拒否したい電話番号を登録することで着信できなくするサービスがあります。
こちらもNTTの「迷惑電話おことわりサービス」です。同じ番号で何度もかかってくる迷惑電話にはこちらのサービスが有効です。
相手先にもこの番号はお受けできませんというメッセージが流すことが出来ます。
工事費、回線使用料などがかかりますが、加入することで最大6番号まで 着信拒否番号を登録することが出来ます。
迷惑電話業者のリストから着信拒否にする
迷惑電話には悪質な業者も多数存在し、警察庁や自治体といった公的機関にそういった業者の電話番号リストが存在しています。
こちらの情報を外部ツールで電話機に繋げることで一括で着信拒否をするシステムが『迷惑電話フィルタ』です。
こちらを使用すれば毎日迷惑電話番号のデータが更新されるため新たな悪質業者にも対応しています。
機器の購入費用や年会費などが二年目からかかりますが悪質な業者からの番号を一括で回避することが出来ます。
参照:迷惑電話フィルタ
2.迷惑電話を完全に無くす方法はある?
上記のような方法で固定電話の迷惑電話を削減することが可能ですが、これらの方法でも完全に無くすことはできません。
ビジネスフォンにかかってくる迷惑電話を1件ずつ着信拒否する対応では膨大な手間がかかり新規の迷惑電話や未登録の営業電話などの除外は難しいです。
特に迷惑電話が増え続けている現状、営業電話も同じところからばかりかかってくるわけではなく、それらを着信拒否で対応していくのは現実的ではありません。
迷惑電話フィルタなどの外付け装置を利用しても、新規の迷惑電話や営業電話だった場合は迷惑電話として対応することができません。
また、顧客からの電話は「拒否」できないのでカスハラなどの内容には対応せざるを得ず、従業員の業務効率の低下やメンタルヘルス、離職などに影響を与えてしまう事となります。
ここで提案したいのが「電話代行サービス」という方法です。
上記のサービスとは違い、コールセンターを介することで営業電話と顧客の電話を切り分けることが出来、重要な顧客や電話番号のみ取り次いでもらうことが可能です。こちらであれば迷惑電話を事実上ゼロにすることが可能です。
3.電話代行をさらに進化させた『オフィスのでんわばん』
『オフィスのでんわばん』は、経験豊富なオペレーターがコールセンターで電話の一次対応を行う電話代行サービスです。
メールやチャットで対応内容を報告し、必要な電話のみに折り返すことで迷惑電話の対応を0にできます。
また、迷惑電話や営業電話は受電数としてのカウントの除外対象なので不要なコストもかかりません。一般的な電話代行サービスは、電話代行サービスへ電話を転送する費用が発生しますが『オフィスのでんわばん』なら0円なので費用を大幅に抑えつつ迷惑電話の対策が可能です。
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