光回線をお得に乗り換える!手順とメリット・デメリットを簡単解説
最終更新日:2024年4月23日
光回線を乗り換えると、料金が安くなる・通信速度が改善されるなどのメリットがあります。
しかし、乗り換えは、現在利用している光回線によって方法が異なるので注意が必要です。
光回線の乗り換えには3種類あります。
- コンテンツの目次
方法①「転用」 フレッツ光から光コラボに乗り換える
「転用」による乗り換えとは、フレッツ光回線から同じNTT回線を使用した「光コラボ」回線に乗り換えることです。
フレッツ光は回線とプロバイダを別々に申し込む必要がある反面、「光コラボ(光コラボレーション)」は、事業者がNTTのフレッツ光回線を借り受け、「NTTフレッツ光回線」と「プロバイダ」をセットにしてサービスを提供する光回線です。
光コラボ事業者はスマホ割・キャッシュバックなどの独自のキャンペーンを打ち出しているので、フレッツ光で契約するより安くなります。
転用する場合は、既に利用しているフレッツ光の回線をそのまま使うので、基本的に回線工事をする必要がありません。
乗り換え期間 | 1〜2週間程度 |
---|---|
回線工事費 | 0円 |
事務手数料 | 3,000円程度 |
【乗り換える手順】
①NTT(フレッツ光)から転用承諾番号を取得する
転用承諾番号を取得するためには、NTT東/西日本に電話かWebサイトから申し込みます。
※転用承認番号には、15日間の有効期限があるので注意してください。
②乗り換えたい光コラボ回線に申し込む
③元回線のプロバイダを解約する
④転用手続き完了後、接続設定などを行う
申し込み後に転用手続きが完了したら、自動的に回線が切り替わります。
※プロバイダによっては自動的に反映されるプロバイダもあれば、Wi-Fiルーターやデバイス等で新たに接続設定を行うプロバイダもあります。
方法②「事業者変更」 光コラボ同士で乗り換える
「事業者変更」とは、光コラボ回線間で乗り換える方法です。
事業者変更では、回線自体は変わらないためサービス品質やエリアは同じですが、事業者によって設定料金が異なります。
事業者変更の場合は、解約手続きなどは必要ありません。
事業者変更の場合は、キャンペーンや特典が適用されないケースがほとんどであるため、月額料金の安さや通信速度などで選びましょう。
新しい光回線の切り替わったタイミングで、これまで利用してきた光回線は自動的に解約となるため、メールアドレスや専用サービスなどは使えなくなるので注意してください。
光コラボ回線同士で乗り換える「事業者変更」では、「事業者変更承諾番号」が必要になります。
乗り換え期間 | 1週間程度 |
---|---|
回線工事費 | 0円 |
事務手数料 | 平均3,000円 |
※初期費用として工事費等がかかります。
【乗り換える手順】
①光コラボ事業者から事業者変更承諾番号を取得する
※事業者変更承諾番号の有効期限は15日であるため、乗り換えの際には注意しておきましょう。
②乗り換えたい光コラボ回線に申し込む
③自動で光コラボ回線が切り替わる
④元回線のレンタル機器を返却する
契約していた光コラボ事業者やプロバイダから「モデム」や「Wi-Fiルーター」などの機器をレンタルしていた場合は、返却する必要があります。
方法③「新規契約」で乗り換える
「新規契約」での乗り換えとは、回線そのものを解約して新しい光回線を契約する方法です。
利用していた回線はそのまま使うことができないため、「新規契約」という形でしか申し込めません。
使用している大元の回線が異なるため、新規工事が必要となります。
そのため、他の乗り換え方法よりも初期費用は高額になりますが、料金や回線速度は全く異なるので、改善効果は大きいです。
乗り換え期間 | 1週間程度 |
---|---|
回線工事費 | 0円 |
事務手数料 | 平均3,000円 |
【乗り換える手順】
新規契約の手順は、「先に新しい光回線を契約してから、現在利用している光回線を解約する」という流れになります。
①乗り換えたい光回線に新規契約で申し込む
②利用している光回線に解約を申し込む
新規申し込みと工事日の調整が済んだら、空白期間ができないよう同時に利用中の光回線に解約申し込みをしましょう。
なお、利用していた光回線によっては「撤去工事」が必要となります。
③新しい光回線の工事を行う
④新しい光回線の接続設定を行う
開通工事が完了したら、すでに回線が通っているので、あとはインターネットの接続設定を行えば利用開始となります。
⑤元回線のレンタル機器を返却する
レンタル機器の返却は、解約申し込み時に指示された方法と期日で必ず返却しましょう。
光回線を乗り換えるメリット
光回線を乗り換えると、次のようなメリットがあります。
・利用料金が安くなる可能性がある
ほとんどの場合光コラボ回線の方が月額は安くなります
・同じNTT回線なので通信品質は変わらない
「転用」「事業者変更」については回線が変わらず同じものを使用するので今までと通信品質が変わる心配はいりません。
・通信速度が改善する可能性がある
現在の速度を改善したい場合、「転用」「事業者変更」では回線が変わらないので速度の改善はあまり期待できませんが、事業者が独自で所有している回線に乗り換える「新規契約」ですと回線利用が混雑しにくく、通信が安定していると言われているので、通信速度が改善される可能性があります。
・工事不要で工事費などもかからない
「転用」「事業者変更」では同じフレッツ光回線を使用しているため、回線工事などが必要なく、乗り換え費用も安く抑えることができるので、リスクが少ないです。
・請求元や支払いの統一により管理しやすくなる
「転用」場合、今まではNTT回線+プロバイダの2か所の請求だったものが一括され一か所の請求・支払いになります。纏まる事で事務作業の削減になります。
・様々なキャンペーンや特典を利用できる
「新規契約」の場合は各キャンペーンや特典を最大限受けられる可能性があるため、よりお得に光回線を乗り換えることができます。
光回線を乗り換えるデメリット
光回線の乗り換えには、以下のようなデメリットもあります。・転用する場合はプロバイダの解約が必要
「転用」の場合はプロバイダの解約を忘れずに行わなければなりません。
・乗り換え前の回線で違約金や工事費残債がかかる可能性がある
「新規契約」を行う場合はプロバイダだけでなく回線解約の必要もあり、また、違約金がかかる可能性があります。解約時期に気をつけることが非常に重要です。
分割払いしている工事費がまだ残っている場合には解約時に一括で支払う必要がある点にも注意しましょう。
・前プロバイダのメールアドレスや電話サービスは使えなくなる
前事業者で利用していたメールアドレスや専用サービスなどは使えなくなる事があります。
電話サービスも契約している場合は、回線の解約とともに電話サービスも使えなくなり、電話番号を引き継げないことがほとんどです。
(※NTT固定電話として発行した番号を使用している場合は、引き継げる場合があります)
・料金や速度などの状況が変わらない、または悪くなる可能性もある
通信速度は使ってみないと分からない部分が多く、悪くなる可能性もあることもあります。
・新規工事と工事費が必要になる
「新規契約」を行う場合は新規工事、工事費が必ず必要になります。
・タイミングを誤るとインターネット不通期間ができてしまう
それぞれ、契約から開通まで1週間から2週間ほどの時間を要します。前契約の解約と新契約のタイミングを見誤ると空白期間が発生してしまい、その間はインターネットを利用する事ができなくなってしまいます。
新規・乗り換え、どちらでも事務手数料が無料!「MOT光」
MOT光は、株式会社VALTECの提供するNTT東日本およびNTT西日本の「フレッツ光」とのコラボレーションによる法人向け光回線サービスです。光回線の速度や提供エリアもフレッツ光と変わらないので、安心して利用できます。
新しく光回線をMOT光でお申し込みの場合と従来のNTTの光回線からMOT光に乗り換える場合どちらも事務手数料は無料になるので、リスクなしで契約の一本化が可能です。
さらに、同社が提供するクラウド電話サービスとの同時申し込み・契約・工事が可能で、複数の担当者とやり取りをする煩わしさから解放します。
開通後も請求書を一本化できるため、営業開始後も事務作業にかかる時間や負担を軽減。より重要な業務に時間を割けることから、お申し込み・ご契約が増加しています。
現在、クラウドPBX「MOT/TEL(モッテル)」とインターネット回線「MOT光」のセット割キャンペーンを行っております。
新規で同時お申込みのお客様に月額料金を割引するキャンペーンです。
キャンペーン詳細:https://www.mot-net.com/news/50537
MOT光が選ばれる3つの理由
01 法人回線がすぐに・安く使える
フレッツ光の光回線があれば、回線工事は不要です。
工事が必要な場合も、工事を同時にお申込みいただくことで迅速に工事を行うことができます。
また新規でも、乗り換えでも、事務手数料はかかりません!
今ある電話番号・FAX番号も変わらずご利用いただくことができます。
02 安心の有人サポート体制
バルテックでは有人対応のサポート専用ダイヤルを設置しています。
ビジネスフォン開発会社ならではの、ビジネスパーソンに寄り添った、丁寧かつ迅速なサポートをご提供いたします。
03 まとめて契約
回線とプロバイダサービスが同時に契約できるので、当社との契約のみでインターネット回線がご利用いただけます。もちろん、他社プロバイダのままMOT光をご利用いただくことも可能です。
当社はクラウドPBX「MOT/TEL」など、幅広いビジネスツールをご提供しています。
バルテックは光回線・プロバイダ・光電話・工事の契約や伝票を一つにまとめられるので、会計や振込にかかる
事務処理が大幅に削減できます。
光回線と電話の工事も同時に行うことができ、新規開業やオフィス環境の見直しには最適です。
カテゴリ: 光回線