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クラウドサービス導入で失敗しないポイント|クラウドPBX MOT/TEL

 クラウドサービス導入で失敗しないポイント
クラウドサービスの利用者数が年々上昇しています。それは、利用者側にも提供者側にもメリットのあるサービスであるためです。これは前回の記事にて、ご説明したので詳しくは前回の記事をご覧ください。
→「クラウド型ビジネスが伸びている理由」はこちら
クラウドサービスのメリットは前回までの記事にてご説明しましたが、実際に導入する際にはどういった点を見ればいいのか、注意点は何なのか、をこの記事ではご紹介致します。


目次

1.料金とサービスだけで選んではダメ
2.クラウドサービスの提供会社情報は重要
3.クラウドサービスはメリットが多数


1.料金とサービスだけで選んではダメ

クラウドサービスの利点は料金の安さであると思います。初期費用も安く、利用料金も購入より安いので導入がしやすいです。そのため、クラウドサービスを導入する際にクラウドサービスが出来る機能と料金だけで選ぶ場合が多いです。しかし、クラウドサービスは機能と料金だけで決めるのは危険です。次項で具体的に理由を見て行きます。

2.クラウドサービスの提供会社情報は重要

総務省は以下のようにクラウドサービスを定義しています。
クラウドサービスは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するものです。利用者側が最低限の環境(パーソナルコンピュータや携帯情報端末などのクライアント、その上で動くWebブラウザ、インターネット接続環境など)を用意することで、どの端末からでも、さまざまなサービスを利用することができます。
一部抜粋:総務省
上記のように総務省はクラウドサービスのことを定義しています。クラウドサービスとは、あくまでインターネットを通じて利用しているに過ぎません。そのため、導入の際は以下のことに注意してください。

・提供側の会社情報
クラウドサービスの提供はあくまで提供会社が存続している、もしくはサービスの提供を続けている間です。一般的なオンプレ型の製品や家電などは提供会社が倒産したとしても保守を受けられないだけで、製品は使い続けることが可能な場合が多いです。しかし、クラウドサービスでは提供会社が倒産した際には利用そのものが出来なくなります。そのため、会社の経営が順調なのか、クラウドサービスを導入したら利用し続けることが可能なのかの見極めが必要です。

・サーバーの場所
クラウドサービスが現在脚光を浴びている理由の一つにBCP対策(事業継続計画)としての価値にあります。中小企業庁によると、
BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
一部抜粋:中小企業庁
となっています。震災などの際に、事務所が例え壊滅的になっていたとしてもクラウドサービスであれば、提供会社が管理するサーバーが無事であれば利用することが可能です。そのため、普段の仕事により近い仕事を震災時にも行うことが可能になります。
しかし、サーバーのあるデータセンターが地盤の弱い地域や地震の多い地域など危険な場所にあってはBCP対策としての価値は低くなるでしょう。そのため、データセンターの場所は確認しておく必要があります。

・トラブルの頻度
経済産業省による、クラウド事業者へのインタビューによる事故・障害の実例として、以下の結果になっています。
  クラウド事業者へのインタビュー
参照:経済産業省
やはり、システム環境が原因のようです。そのため、今までのトラブル頻度やトラブル内容などを事前に把握してると今後のシステム障害も予想できます。障害の多すぎるクラウドサービスはあまりオススメ出来ません。

・不具合や障害時の対応
不具合や障害はどんな製品、サービスでも起こりうることです。そのため、障害時などの対応がしっかりしているかは重要なポイントです。 例としてシステムの復旧までの時間が遅かったりする会社は避けたり、海外のクラウドサービスだとコールセンターにいる方が外国の方であったりします。そのようなリスクを念頭に入れての導入が必要です。

・クラウドが安いわけではない
クラウドサービスのメリットとして料金面が挙げられます。初期費用も安く、短期の導入も可能なため、とても便利です。しかし、注意が必要なのは継続して利用する場合です。クラウドサービスは、オンプレミス型の製品のように購入という支払方法は出来ません。利用し続ける限り料金は発生します。そのため、継続して利用を念頭に置いての導入の場合は、同じ機能を持つオンプレミス型の製品の料金と比べてください。また、保守費用や保守に伴う人件費などもクラウドでは不要ですので、総合的に考慮して判断が必要です。

・月額課金と従量課金
クラウドサービスによっては、料金体系が複数ある場合があります。月額いくらの定額利用料金「月額課金」と利用した分だけの料金体系「従量課金」と主に分かれます。従量課金であれば利用した分だけの費用となりますので無駄な経費が出ないように思いますが、利用量によって定額である月額課金の方が安くなる場合ももちろんありますので、注意してください。

・利用中のトラブル防止
クラウドサービスは場所と時間を選ばず、業務や作業が行えるという点がメリットとしてあります。しかし便利な分、不正入力や不正修正などの不正も行いやすいサービスとなっています。更新者を把握出来たりすることも重要です。
また、退職者のアカウント削除なども迅速に行ってくれるかなども情報漏えいの危険性を低減させることに有効な効果がありますので調べてみてください。

・機能の選択が可能か
クラウドサービスはメンテナンスやバージョンアップが行われます。しかし、メンテナンスは時間が選べません。そのため、その時間に利用することが出来ないリスクもクラウドサービスでは有しています。もちろん多数の利用者がいる日中などは行われませんが事前に調べておいて損はないでしょう。
バージョンアップについても機能が増えれば利用する為に教育が必要になります。機能追加で、さらに利用するかどうかの選択が可能であれば今まで通りの利用の仕方をすることが出来ますが、既存の機能の変更や強制機能追加などは社員が利用出来るよう教育する時間と人件費がかかるので注意が必要です。

・デメリットの把握
クラウドサービスはワークスタイルの変革や在宅勤務などにも利用でき、大変便利なサービスです。しかし、デメリットもあります。クラウドサービスはサーバーを他社と共有しています。そのため、他社への攻撃であっても自社に影響を及ぼす可能性もあります。利用するクラウドサービスによってデメリットも違いますので導入時にはデメリットもしっかり把握していきましょう。


3.クラウドサービスはメリットが多数

見てきた通り導入するまでにチェックするポイントは多数あります。しかし、しっかり事前に把握し対策を決めておくと安心してクラウドサービスを利用できます。クラウドサービスはメリットも多いサービスですので、事前にしっかり、デメリット等把握して対策をすれば問題なく利用できます。この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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